佐々木朗希面談にいたダル以外の大物「歓迎の中心を…」 球団総出だったパドレス最終交渉の裏側
米大リーグのドジャース入りを17日(日本時間18日)に発表した佐々木朗希投手と、各球団との交渉過程が明らかになってきている。最終候補の3球団に入ったとみられていたパドレスは、ダルビッシュ有投手を最終段階の面談に参加させたものの、獲得が叶わなかった模様だ。

米メディアが報じたパドレスと佐々木の最終交渉
米大リーグのドジャース入りを17日(日本時間18日)に発表した佐々木朗希投手と、各球団との交渉過程が明らかになってきている。最終候補の3球団に入ったとみられていたパドレスは、ダルビッシュ有投手を最終段階の面談に参加させたものの、獲得が叶わなかった模様だ。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレティック」が「宿題:ロウキ・ササキ獲得に向けた最後の数週間の裏側」と題した記事で紹介している。
記事は「パドレスには、この日本人選手のゴッドファーザー的存在と見なされているユウ・ダルビッシュがおり、ドジャースにとって常に大きな脅威となっていた」と、ダルビッシュの存在は佐々木にとっても大きかったとしている。
佐々木側は、年末に各球団から受けたプレゼンテーションの際には、現役選手を連れてこないように要請していた。これは「おそらく、日本人選手に対する若い選手の敬意の影響を考慮して」という理由だったとみられている。ただ、「最終面談ではそのような制限はなかった」という。
そのためパドレスの面談には、ダルビッシュとマニー・マチャド内野手という2人の大物が参加し「ササキを歓迎する中心の役割を担った」と報じられている。さらにジョー・マスグローブ投手やジャクソン・メリル外野手といった主力や18歳の有望株イーサン・サラス捕手もおり、球団総出で魅力をアピールしたようだ。
(THE ANSWER編集部)