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世界149位の衝撃― 無名19歳の“超絶リターン”に全豪驚き「大会ベストショット?」

テニスの全豪オープンは大会6日目が終了し、男女シングルスは16強が出そろった。数々のスーパーショットが生まれているが、男子3回戦で「ショット・オブ・ザ・トーナメント?」と大会公式が絶賛するスーパーショットが炸裂。高く弾んだ相手のスマッシュを、まるでサーブのように高い打点から打ち返す超絶リターンを決めた。実際の瞬間を目の当たりにした海外ファンから「これはヤバイ」「一級品のショット」「確実にイエス」と喝采が上がっている。

アレクセイ ポピリン【写真:Getty Images】
アレクセイ ポピリン【写真:Getty Images】

地元豪州の19歳ポピリンが演じた“超絶リターン”にファンも騒然「これはヤバイ」

 テニスの全豪オープンは大会6日目が終了し、男女シングルスは16強が出そろった。数々のスーパーショットが生まれているが、男子3回戦で「ショット・オブ・ザ・トーナメント?」と大会公式が絶賛するスーパーショットが炸裂。高く弾んだ相手のスマッシュを、まるでサーブのように高い打点から打ち返す超絶リターンを決めた。実際の瞬間を目の当たりにした海外ファンから「これはヤバイ」「一級品のショット」「確実にイエス」と喝采が上がっている。


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 一撃で海外の度肝を抜いたのは、世界ランク149位のアレクセイ・ポピリン(オーストラリア)だった。地元出身の19歳が19日に行われた3回戦、同31位ルーカス・プイユ(フランス)戦で魅せた。

 1セットダウンで迎えた第4セット、1-0の第2ゲームだった。ポピリンのサービスから始まったラリー。ベースライン際に打ち込んでくるプイユに対し、ショットが甘くなって一気に相手にネット際へ出られ、チャンスボールを上げてしまった。思い切り振りかぶってスマッシュを放たれる。万事休す。そう思った次の瞬間だった。

 高く弾んだバウンドに対し、ポピリンは左サイドから右サイドへ走って追いつくと、ジャンプ一番。ほぼ客席の手前付近まで下がりながら、まるでサーブを放つように飛びつき、打ち返したのだ。しかも、強烈なショットにプイユも反応できず、がら空きのベースライン付近に見事にイン。ピンチが一転、ポイントを奪ってみせた。

 信じられない一撃に地元ファンは騒然。ポピリンは雄たけびを炸裂させた。大会公式ツイッターは「ショット・オブ・ザ・トーナメント?」とつづり、動画付きで公開。今大会もジョコビッチ、ナダル、フェデラーらトップ選手が数々の美技を披露している大会で早くもベストショット候補に挙げ、称賛を送っていた。

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