ドラフト指名漏れの挫折から3年、待望の瞬間に号泣 高校→社会人でNo.1打者に開花した男の歓喜【ドラフト事件簿】
プロ野球・ドラフト会議がいよいよ今日24日に開催される。1965年に第1回ドラフト会議が行われて以来、これまで数々のドラマや“事件”、あっと驚く指名も誕生している。ここでは過去の出来事を振り返る。昨年のドラフトでは、3年前の挫折を糧に1位指名された男が、歓喜の涙を見せ話題になった。
きょうプロ野球・ドラフト会議
プロ野球・ドラフト会議がいよいよ今日24日に開催される。1965年に第1回ドラフト会議が行われて以来、これまで数々のドラマや“事件”、あっと驚く指名も誕生している。ここでは過去の出来事を振り返る。昨年のドラフトでは、3年前の挫折を糧に1位指名された男が、歓喜の涙を見せ話題になった。
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2023年ドラフトでDeNA、中日、ロッテの3球団競合となったのが、度会隆輝外野手(ENEOS)だった。前年の都市対抗で橋戸賞(MVP)、若獅子賞(新人賞)、打撃賞の3冠を獲得し、チームの優勝に貢献。父はヤクルトでプレーした博文さんで、社会人No.1打者として注目された。
くじ引きで三浦大輔監督が当たりを引き、DeNAが交渉権を獲得。度会は涙を堪えきれなかった。横浜高時代にもプロ志望届を提出したが、指名漏れ。社会人に進み、3年後に歓喜の瞬間を迎えた。
度会のように指名漏れを経験し、その後にプロの世界で活躍した選手も少なくない。ドラフト1位となった選手では、日本代表にもなった広島の守護神・栗林良吏投手が、名城大時代に指名漏れ。新人王、最優秀防御率のタイトルを獲得したロッテの石川歩投手は、東京ガス時代の2012年に指名されず、翌13年に巨人を含めた2球団競合の1位指名を受けた。
(THE ANSWER編集部)