大谷翔平の打撃は「高校生レベル」50-50で改めて一蹴 「これだけ外すのは酷い」見当違いだった低評価
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成するなど打者として傑出したシーズンを送っている。いまやメジャーを代表する強打者となったが、MLB挑戦当時は能力を疑問視する声も。2018年に大谷を「高校生の打者」と辛口評価したスカウトの発言が掘り起こされ、「今そのスカウトは何を思っているだろうね?」と再注目を浴びている。
記事を執筆した記者はのちに謝罪
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成するなど打者として傑出したシーズンを送っている。いまやメジャーを代表する強打者となったが、MLB挑戦当時は能力を疑問視する声も。2018年に大谷を「高校生の打者」と辛口評価したスカウトの発言が掘り起こされ、「今そのスカウトは何を思っているだろうね?」と再注目を浴びている。
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大谷は19日(日本時間20日)の敵地マーリンズ戦で3打席連続本塁打を含め6打数6安打、3本塁打、10打点、2盗塁と大暴れ。メジャー史上初の「50-50」を飛び越え、「51-51」に到達した。さらに翌20日(同21日)の本拠地ロッキーズ戦でも4打数3安打2打点、1盗塁。「52-52」まで数字を伸ばした。21日(同22日)の試合前の時点で、本塁打、打点、OPSなど打撃9部門でリーグトップに立っている。
メジャー屈指の強打者として確固たる地位を築いた大谷だが、2018年に日本から移籍した当初は懐疑的な声も少なくなかった。スプリングトレーニング中だった同年3月、米ヤフースポーツは「ショウヘイ・オオタニの打撃について裁決が下る、そしてそれは良くない」と題するジェフ・パッサン記者(現ESPN)の署名記事を掲載。大谷の打撃に低評価を下す複数のスカウト談を紹介するものだった。
特に話題となったのは「彼は基本的に高校生の打者のようだ」とするスカウトの言葉だった。だが、蓋を開けてみれば大谷は1年目から打率.285、22本塁打と活躍。開幕直後の4月9日(同10日)の時点で、同記者は「親愛なるショウヘイへ、ごめんなさい」と謝罪&撤回することになった。6年が経ち、大谷はさらに進化。前人未到の「50-50」を達成したことで、この発言が再び注目を集めている。
X上で当時の投稿が再拡散されると、米ファンは「今そのスカウトは何を思っているだろうね?」「これ以上間違っているのは見たことない」「おもしろい」「ほとんどの人は打者としてよりも投手として彼に期待していた。ユニコーンになるなんて誰が知っていただろう」「スカウトは完璧じゃないとわかっているけど、これだけ外すのは酷いな」「クレイジー」といった声を上げた。
メジャーでは通用しないという低評価を見事に覆した大谷。日本のファンも「今やこの記事も伝説の一つに」「こーれは一生ネタにされるやつ」「きもちいいー笑」と反応していた。
(THE ANSWER編集部)