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張本に敗戦も… ブラジル名手の両手バックハンドに実況大興奮「誰が予想できた!?」

卓球ワールドツアーグランドファイナル(韓国・仁川)は15日、男子シングルス準決勝を行い、世界ランク5位の張本智和(エリートアカデミー)が同6位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)を4-0のストレートで破り、決勝進出を決めた。15歳の張本が史上最年少優勝に王手をかけたが、注目を集めているのはブラジルの22歳が繰り出した、両手バックハンドでのウイナーだ。国際卓球連盟(ITTF)が動画で公開。実況者は「誰が予想できたでしょう?」と大興奮だった。

ウーゴ・カルデラノ【写真:Getty Images】
ウーゴ・カルデラノ【写真:Getty Images】

準決勝で張本に敗戦も、カルデラノが披露した衝撃の一打に脚光

 卓球ワールドツアーグランドファイナル(韓国・仁川)は15日、男子シングルス準決勝を行い、世界ランク5位の張本智和(エリートアカデミー)が同6位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)を4-0のストレートで破り、決勝進出を決めた。15歳の張本が史上最年少優勝に王手をかけたが、注目を集めているのはブラジルの22歳が繰り出した、両手バックハンドでのウイナーだ。国際卓球連盟(ITTF)が動画で公開。実況は「誰が予想できたでしょう?」と大興奮だった。


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 準々決勝で世界1位を破ったカルデラノは、張本を相手にも圧巻のショットを披露した。第3ゲームだ。張本のサーブから始まったラリー。チャンスボールを力いっぱいスマッシュした次の瞬間、信じられない光景が広がった。

 カルデラノはなんと両手でラケットを持って、テーブルから約4.5メートルも離れたところからカウンタードライブ。劣勢を跳ね返し、ポイントを奪ったのだ。見事すぎる一打に国際中継の実況も大興奮だ。

「何!? 両手バックハンドでウイナーだ! テーブルから15フィート(約4.57メートル)先からの両手バックハンド、誰が予想できたでしょう!? 誰もできません! これはスポーツのマッシュアップだ!」

 まるでテニスのような両手バックハンドウイナーに驚きを隠せない様子だった。結局このゲームも落とし、張本の前にストレート負けを喫したが、会場を沸かせたブラジル人には惜しみない拍手が送られていた。

(THE ANSWER編集部)

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