東京Dでバンタム級日本人対決 井上拓真V2へ「一番強いのは自分」 挑戦者石田「熱い試合でKO」
石田匠も気合い「自分がKOで勝ちたい」
拓真は相手の印象について「コンディションも凄く良さそうなので、当日はバチバチの試合になると思う」と熱戦を宣言。「久々の日本人対決。自分自身も盛り上がっている」と高揚感を口にした。「前回のように熱い感動を与えられるような試合内容にしたい。今後の統一戦に向けて必ず勝ちたい」と意気込んだ。
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前回2月24日の初防衛戦では世界戦初のメインイベントを務め、同級9位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回44秒KO勝ち。涙のKO防衛を果たした。わずか2か月強と短い試合間隔だが、ほぼ無傷で終えたため東京D興行に参戦。試合後1週間もしないうちにロードワークを再開し、9日後にジムワークも始めたことで肉体は試合モードのままV2戦を迎える。
2017年10月以来2度目の世界挑戦で悲願の王座奪取を狙う石田は、19年春など過去2回大橋ジムへ出稽古。尚弥、松本亮とスパーリングをし、拓真も動きを見ていた。163センチの拓真が自身より10センチ高い石田をどう迎え撃つか注目される。石田は「世界王者になるためにやってきた。熱い試合をして、最後は自分がKOで勝ちたい。明後日(ベルトを)自分が巻く姿を想像できる」と自信を見せた。
○…興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第8弾として独占生配信される。井上兄弟と武居のほか、WBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が同級3位・桑原拓(大橋)と初防衛戦を予定。同じ興行で世界戦4試合は国内史上最多の規模となる。
(THE ANSWER編集部)