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漏れた驚き、大谷が「軽くつついただけなのに…」 チーム打撃で驚異の「173」 284発OBが絶賛

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発し、4打数2安打1打点の活躍で8-4の勝利に貢献した。8回の第5打席で左前適時打を放った際には、米実況席が大谷の打球速度に注目。メジャー通算284本塁打の解説者は「彼の腰の回転はとても爆発的です」と爆速打を連発する秘訣に迫った。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

打球速度100マイル以上の打球数はメジャートップ

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発し、4打数2安打1打点の活躍で8-4の勝利に貢献した。8回の第5打席で左前適時打を放った際には、米実況席が大谷の打球速度に注目。メジャー通算284本塁打の解説者は「彼の腰の回転はとても爆発的です」と爆速打を連発する秘訣に迫った。

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 高めのカットボールを巧みに弾き返した。7-4で迎えた8回無死一、二塁の場面。大谷は4番手アレンの2球目を引きつけ、左前へ華麗に打ち返した。打球速度107.7マイル(約173.3キロ)。二塁走者のロハスが生還し、8-4とリードを広げるダメ押し打となった。

 米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるメジャー通算284本塁打のエリック・キャロス氏は「得点圏でいい仕事だ。大きいのを狙わず、左翼へ放つのみ」とチームバッティングを称賛。実況のジョー・デービス氏は173キロという打球速度に対し、「軽くつついただけに見えるスイングなのに……」と驚きを示した。

 ドジャースで1992年に新人王にも輝いたキャロス氏は「彼の腰の回転はとても爆発的です。メジャーリーグでオオタニほど爆発的に(腰を)回転させる打者が他にいるかどうかわかりません」と他の打者との違いを指摘。「それに彼の(体の)サイズと力強さを合わせると……ブラー!」と擬音も交えつつ、大谷の傑出したパワフルさを表現した。

 デービス氏も大谷が打球速度100マイル以上の数でメジャートップに立っていることを紹介。初回に放った中前打もバットの先で合わせただけで102マイル(約164.2キロ)を記録していた。キャロス氏が「(初回の中前打は)90マイル(約144.8キロ)ぐらいかと思っていましたが」と口にすると、デービス氏も「ヒョイっと打っただけなら、ほとんどの打者はそんなものですからね」と応じた。

 キャロス氏は続けて「オオタニに関しては、デフォルトが3桁(100マイル以上)なんでしょう」と返答。規格外のパワーに驚嘆していた。

(THE ANSWER編集部)

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