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56歳横山典弘、レース後の発言に感慨の声 27年ぶりのドバイで「ノリさんだからこその言葉」

競馬のドバイ国際競走が現地30日、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われ、G1ドバイターフ(芝1800メートル)はフランス馬ファクトゥールシュヴァル(騙5・レニエ、父リブチェスター)が日本馬ナミュール(牝5・高野)に短アタマ差で競り勝った。勝ちタイムは1分45秒91。期待の日本馬ドウデュース、ダノンベルーガが惜敗したレースで、ハナを切って見せ場を作ったのが56歳の大ベテラン・横山典弘騎手とマテンロウスカイ(騙5・松永幹)。レース後のインタビューが中継で流れると、ネット上の日本人ファンから「重みが違う」「笑顔に救われた」といった感慨の声が上がった。

横山典弘騎手【写真:Getty Images】
横山典弘騎手【写真:Getty Images】

ドバイ国際競走

 競馬のドバイ国際競走が現地30日、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われ、G1ドバイターフ(芝1800メートル)はフランス馬ファクトゥールシュヴァル(騙5・レニエ、父リブチェスター)が日本馬ナミュール(牝5・高野)に短アタマ差で競り勝った。勝ちタイムは1分45秒91。期待の日本馬ドウデュース、ダノンベルーガが惜敗したレースで、ハナを切って見せ場を作ったのが56歳の大ベテラン・横山典弘騎手とマテンロウスカイ(騙5・松永幹)。レース後のインタビューが中継で流れると、ネット上の日本人ファンから「重みが違う」「笑顔に救われた」といった感慨の声が上がった。


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 スタートから逃げる形となったのは横山典弘騎手のマテンロウスカイ。一方、ドウデュースはスタートのタイミングが合わずに出遅れ、後方のインでレースを進めた。道中、各馬ともに動きがないまま最後の直線へ。先行馬が苦しくなる流れの中、後方の外で構えたナミュールはフランス馬ファクトゥールシュヴァル(騙5)が併せ馬の形で大外から伸びたが、最後の首の上げ下げでわずかに遅れを取り、2着に敗れた。中団で脚をためたダノンベルーガも馬群を捌いて伸びてきたが、3着まで。ドウデュースも最後はインを捌いて伸びたが、5着までだった。

 レース後、「グリーンチャンネル」のインタビューに応じた横山騎手は「今回の遠征を振り返っていかがでしたか」と聞かれると「無事に終わって良かったんじゃないですかね」と第一声。マテンロウスカイの輸送がうまくいかずに体を減らしてしまったことにも触れ、UAEダービーに騎乗したバロンドールについては「よく頑張ってくれた」と労った。そのうえで「2頭ともとてもいい経験になったんじゃないですか」と語った。

 また、マテンロウスカイを管理する松永幹夫調教師とは競馬学校で同期(第2期)で、その管理馬でのドバイ挑戦については「もう最高ですよ。競馬の前からとても楽しい時間を過ごさせてもらいました」と話し、この日一番の笑顔を見せた。

 横山騎手のドバイ挑戦といって忘れられないのは、1997年にホクトベガとのコンビで挑んだドバイワールドカップ。日本最強ダート馬として頂点を目指したが、ホクトベガはレース中に不慮の事故で安楽死処分となった。それだけに、27年ぶりにドバイに参戦したインタビューのコメントにネット上の日本人ファンは「ノリさんだからこその言葉だよな」「ドバイで言うのは重みが違う…」「武横山松永とこの世代が頑張ってるのは胸熱」「幹夫さんとのドバイ挑戦に『最高』やなんてシンプルに……っっっぱ2期なのよ」「笑顔で良かった」「ノリさんの笑顔に救われた」といった感動の声が広がっている。

(THE ANSWER編集部)



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