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パリ五輪代表選手ら豪華プレゼンターが祝福 大学スポーツの年間表彰式「UNIVAS AWARDS 2023-24」開催

一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は11日、「UNIVAS AWARDS 2023-24」を都内で開催し、競技成績のみならず、学業充実や大学スポーツの盛り上げなどに著しい成果をあげた学生アスリートらを、全13部門で表彰した。パリ五輪の柔道女子48キロ級代表に内定している角田夏実(SBC湘南美容クリニック)や、フィギュアスケートの三原舞依(シスメックス)らがプレゼンターとして登壇。華やかな雰囲気の中で学生アスリートたちの活躍を讃えた。

「UNIVAS AWARDS 2023-24」でマン・オブ・ザ・イヤー最優秀賞に輝いた山下憂(左から4人目)。有森裕子さん(右から4人目)から表彰された【写真:大学スポーツ協会提供】
「UNIVAS AWARDS 2023-24」でマン・オブ・ザ・イヤー最優秀賞に輝いた山下憂(左から4人目)。有森裕子さん(右から4人目)から表彰された【写真:大学スポーツ協会提供】

全13部門で最優秀賞を選出、文武両道を実現した選手らを表彰

 一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は11日、「UNIVAS AWARDS 2023-24」を都内で開催し、競技成績のみならず、学業充実や大学スポーツの盛り上げなどに著しい成果をあげた学生アスリートらを、全13部門で表彰した。パリ五輪の柔道女子48キロ級代表に内定している角田夏実(SBC湘南美容クリニック)や、フィギュアスケートの三原舞依(シスメックス)らがプレゼンターとして登壇。華やかな雰囲気の中で学生アスリートたちの活躍を讃えた。


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 今年で5回目の開催となった大学スポーツの年間表彰式。受賞者をはじめ加盟団体の関係者などが一堂に会し、全13部門の優秀賞が発表され、その中から最優秀賞が選ばれた。

 文武両道を実践し他の模範となる運動部学生を表彰する「マン・オブ・ザ・イヤー」最優秀賞は、4年ぶりの関西学生リーグ1部優勝に大きく貢献した立命館大アメリカンフットボール部主将の山下憂が受賞。「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」最優秀賞にはサッカー日本女子代表として昨秋のアジア競技大会に出場した早稲田大ア式蹴球部女子の後藤若葉が輝くなど、各競技で結果を残し、今後のさらなる飛躍が期待される選手たちが次々に表彰された。

 そんな学生たちへ、登壇した豪華なプレゼンターたちが次々とエールを送る。31歳で自身初となる五輪の舞台へ挑む角田が「苦しい時こそ諦めずに向き合う心を忘れずに、これからも頑張っていってほしい」と語れば、自身も甲南大学大学院に通う三原はフィギュアスケートと学業を両立する上で「今まで本当にたくさんの大変なことや大きな壁があったのですが、そのたびに私の近くにいる先生方や家族、友だち、そしていつも温かく応援してくださる皆様がいてくださったからこそ、今の私がいて、乗り越えてくることができました」と周囲への感謝を明かした。

 UNIVAS副会長を務め、1992年バルセロナ五輪(銀)と96年アトランタ五輪(銅)で女子マラソン2大会連続メダリストの有森裕子さんは、閉会の言葉の中で“応援の力”に言及。「見る人、する人、支援する人、すべての人にエネルギーを生み出せるのがスポーツ」とした上で、「スポーツを通して頑張っている学生を応援し、私たちもそれを通して元気になっていく。これが私たちUNIVASの宝だと思っています」と、受賞した選手たちと大学スポーツのさらなる発展を願った。

[全13部門の最優秀賞]
■マン・オブ・ザ・イヤー
山下 憂(立命館大・アメリカンフットボール部)
【表彰内容】文武両道を実践し、他の模範となる運動部学生

■ウーマン・オブ・ザ・イヤー
後藤若葉(早稲田大・ア式蹴球部女子)
【表彰内容】文武両道を実践し、他の模範となる運動部学生

■パラアスリート・オブ・ザ・イヤー
藤原芽花(佛教大・アイススケート部)
【表彰内容】パラスポーツにおいて活躍した学生

■サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー
野田 舞(周南公立大・アーチェリー部)
【表彰内容】運動部学生や運動部を支える活躍をした学生

■スポーツマンシップ・オブ・ザ・イヤー
吉川稜基(環太平洋大・陸上競技部)
【表彰内容】スポーツマンシップ溢れるプレーや振る舞いを行った学生

■ルーキー・オブ・ザ・イヤー
藏重みう(甲南大・女子陸上競技部)
【表彰内容】運動部新入生として他の規範となる活動を行った学生

■アルムナイ・アウォード
豊田章男(トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長/慶應義塾大卒)
【表彰内容】卒業後、社会に貢献したOB・OG

■コーチ・オブ・ザ・イヤー
西村信紀(環太平洋大・男子ソフトボール部)
【表彰内容】人材育成や競技力向上に尽力した指導者

■マイナビ賞「人材育成支援に関する優秀な取組賞」
羽衣国際大(硬式野球部、女子ソフトボール部、女子駅伝部、バドミントンクラブ)
【表彰内容】運動部学生の人材育成支援における先進的な取組み

■KEIアドバンス賞「学修支援に関する優秀な取組賞」
愛知学院大(スポーツ振興室)
【表彰内容】運動部学生に対する学修支援における先進的な取組み事例

■MS&AD賞「安全確保に関する優秀な取組賞」
新潟医療福祉大(アスリートサポート研究センター)
【表彰内容】運動部活動における安全対策に関する先進的取組み事例

■KDDI賞「大会・プロモーションに関する優秀な取組賞」
西日本工業大(バドミントン部)
【表彰内容】大会・競技の普及や活性化、集客・応援促進のための大会プロモーションに関する優秀取組み事例

■スポーツ統括部局/SA賞
東洋大(TOYOスポーツセンター事務室)
【表彰内容】大学スポーツ振興に関する先進的取組み事例

(THE ANSWER編集部)




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