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【バスケ】少年男子山口がインハイ王者に大番狂わせ 指揮官感涙「地方のチームだけど」

「福井しあわせ元気国体2018」バスケットボール競技少年男子は3日、3回戦を行い、山口県が新潟県を78-69で破った。新潟県はインターハイ王者の開志国際高でほぼ構成され、今大会でも上位進出が目されていたチーム。全国から選手が集まり、2メートル超の留学生センターをも擁する相手に、スタメン最長身187センチ、山口県出身者のみで構成されたチームが見事な勝利をおさめた。

アウトサイドのシュート力を新潟戦で生かした近藤(写真は千葉戦のもの)【写真:青木美帆】
アウトサイドのシュート力を新潟戦で生かした近藤(写真は千葉戦のもの)【写真:青木美帆】

国体バスケ少年男子3回戦、山口が新潟破る

「福井しあわせ元気国体2018」バスケットボール競技少年男子は3日、3回戦を行い、山口県が新潟県を78-69で破った。新潟県はインターハイ王者の開志国際高でほぼ構成され、今大会でも上位進出が目されていたチーム。全国から選手が集まり、2メートル超の留学生センターをも擁する相手に、スタメン最長身187センチ、山口県出身者のみで構成されたチームが見事な勝利をおさめた。


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「失うものはないという気持ちで臨んだ」(高部貴透監督)。

 新潟戦のキーマンとなったのは、アウトサイドシュートが得意なセンター・近藤優斗。相手センターをゴール下から誘い出して得点を重ね、ゴール下にぽっかりと空いたスペースを使って仲間たちも自在に攻めた。綿密に練ってきたディフェンスのプランもはまった。

 互角の展開から抜け出したのは第3ピリオド終盤。1年時から県選抜に入っている喜志永修斗と刀祢海夢らがオフェンスで力を発揮し、ピリオド終了時にはこの試合最大の8点リード。第4ピリオド残り2分を切ったあたりで近藤が5ファール退場となったが、交代で出場した森陸斗が値千金のブザービーターを決めるなど、流れを譲らなかった。

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