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小平奈緒とイ・サンファ、日韓の金メダリストが激闘の舞台で再会 地元紙は称賛「友情は永遠に」

韓国の北東部にある江原道で、冬季ユース五輪が開幕した。14歳から18歳までが参加する国際大会で、未来の五輪選手を育成する目的がある。今回の会場は、2018年の平昌五輪の施設を利用して行われており、スピードスケート会場では日本の小平奈緒と韓国のイ・サンファが再会。平昌五輪の女子500メートルで死闘を繰り広げ、その後の“涙の友情”と称されたシーンも再脚光を浴びている。

小平奈緒【写真:荒川祐史】
小平奈緒【写真:荒川祐史】

韓国で開催中の冬季ユース五輪を小平さんが訪問

 韓国の北東部にある江原道で、冬季ユース五輪が開幕した。14歳から18歳までが参加する国際大会で、未来の五輪選手を育成する目的がある。今回の会場は、2018年の平昌五輪の施設を利用して行われており、スピードスケート会場では日本の小平奈緒と韓国のイ・サンファが再会。平昌五輪の女子500メートルで死闘を繰り広げ、その後の“涙の友情”と称されたシーンも再脚光を浴びている。


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 現役を退いた小平さんは22日に五輪会場だった江陵オーバルを訪問。その際の模様を、韓国紙「スポーツ朝鮮」が「友情は永遠に イ・サンファと小平、6年前の平昌のように温かい抱擁」という記事で伝えている。

 現在は、ユース五輪の共同組織委員長となったイ・サンファは、2010年のバンクーバー、2014年のソチの両大会でスピードスケート女子500メートルの金メダルを獲得。地元開催で注目された平昌大会では、小平さんが36秒94の五輪新で金メダルを奪った。銀メダルに終わったイ・サンファを、日の丸を背負った小平さんがリンク上で抱きしめ、韓国語で語り掛ける姿は当時日韓の友情として注目された。

 同紙によれば、小平は17日に訪韓。ユース五輪の選手村で若い選手のための教育プログラムに参加したり、スピードスケートのメダルプレゼンターを務めている。

 再びリンクで抱擁を交わした2人は、お互いのウェアのジッパーを締め合ったり、五輪がデザインされたサングラスを一緒にかけたりして楽しそう。記事はイ・サンファ委員長の「私たちが平昌五輪の時に一緒に立ったリンクでまた会うのは、本当に簡単なことではない。まるで選手に戻ったような気分」というコメントを紹介。小平さんも「一緒にここに立てたのは、まるでまた滑るようでいい気分」と応じたという。

(THE ANSWER編集部)

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