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大谷&由伸を獲得しても…1782億円補強ド軍の世界一は今後10年で1回だけ MLB公式が超辛辣予想

米大リーグのドジャースは今オフ、大谷翔平投手を10年総額7億ドル(約1014億円=獲得当時)、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル(約463億円=同)という巨額で獲得するなど異次元の補強を進めている。ただMLB公式サイトは10日(日本時間11日)に、今後10年間のワールドシリーズ進出チームを予想。ここでドジャースが挙げられているのはたった1回で、なんとも不釣り合いな結果となっている。

ドジャースに入団した大谷翔平投手【写真:ロイター】
ドジャースに入団した大谷翔平投手【写真:ロイター】

大谷翔平、山本由伸以外にも注目選手を続々獲得したが…

 米大リーグのドジャースは今オフ、大谷翔平投手を10年総額7億ドル(約1014億円=獲得当時)、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル(約463億円=同)という巨額で獲得するなど異次元の補強を進めている。ただMLB公式サイトは10日(日本時間11日)に、今後10年間のワールドシリーズ進出チームを予想。ここでドジャースが挙げられているのはたった1回で、なんとも不釣り合いな結果となっている。


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 ドジャースは大谷と山本のほかにも、FAとなっていたテオスカー・ヘルナンデス外野手と1年2350万ドル(約34億1700万円)で契約。レイズからトレードで加入したタイラー・グラスノー投手とは5年総額1億3650万ドル(約198億5000万円)で契約を延長した。他にマックス・マンシー内野手やジェイソン・ヘイワード外野手とも契約を延長しており、今オフの補強総額は実に12億2600万ドル(約1782億3500万円)に達している。

 ところが、MLB公式サイトの予想した今後10年のワールドシリーズ優勝チームで、ドジャースが登場するのは1回きりだ。2025年に、ブルージェイズを下して世界一になると予想されている。

 記事はその根拠として「オオタニ、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツ、ウィル・スミスに加え、有望なプロスペクトのマイケル・ブッシュ、アンディ・パヘスらを擁するドジャースのラインナップ」を挙げている。大谷も右肘手術後のリハビリを終えているはずで「先発ローテにはヤマモト、ウォーカー・ビューラー、グラスノー、オオタニがいる。2024年のドジャースが良いチームだと思うなら、2025年まで待つべきだ。何試合かは負けるだろうが、どうすれば負けるのかは考えつかない」と、強大な戦力が機能すると予想している。

 また2027年には、ドジャースはワールドシリーズまで進出するものの、オリオールズに敗れ世界一を逃すとみている。この年33歳の大谷の状態を「この時には二刀流として最高の状態に戻っていると予想している」と予想しているが、オリオールズのアドリー・ラッチマン捕手が契約最終年で「若い選手たちが成熟し、オリオールズの攻撃陣はピークにあるべきだ」とした。

 ただ、記事を書いたウィル・リーチ記者は「3年前に同じことをやってみたが、全く当たらなかったことは特筆すべきだ」とも。果たして現実はどうなるだろうか。

(THE ANSWER編集部)





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