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大坂なおみ、「80%」宣言に感じる“20歳の可能性”「私自身限界をわかっていない」

かつ丼はお預けも、手応え十分の快進撃は続く

 内容的には盤石のように見えたが、大坂は「80%くらいじゃないかと思います」と振り返る。足りない20%はどこなのか……。それはプレーの内容ではない。「私自身限界がどこにあるかわかっていない。だから100%とはいえない」とこともなげに言う。周り以上に、自らの伸びしろを信じているからこその発言だ。


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 まだ20歳。確かに3月のインディアンウェルズで並みいる強豪を破り初優勝を果たしてから、全米オープンでグランドスラムを制するまでわずかに半年。急速なスピードで結果を残し、世界のトップ10入りしたが、少し前までは劣勢時の精神面の課題を指摘されることも多かった。本人の中で「100%」に達するのは、まだまだ先のことなのだろう。

 一方で、全米オープン後の過ごし方について聞かれると、「かつ丼を食べたいのは皆さんご存知の通りですよね……。大会中はダイエット中なので、それが終わったところで楽しみたい」と茶目っ気たっぷりに言い放つ。天真爛漫な20歳は、伸びしろも、魅力も無限大だ。

 21日の準々決勝では世界ランク27位のアネット・コンタベイト(エストニア)と同25位のバルボラ・ストリコバ(チェコ)の勝者と激突。その先には世界ランク2位の全豪オープン女王、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)ら強豪も控えている。手応えをつかんだ20歳の新女王は、日本のファンを魅了し続けてくれそうだ。

(THE ANSWER編集部)





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