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F1角田裕毅が誰からも好かれる理由 チーム代表が驚いた“放送禁止用語事件”「映画のような…」

日本人唯一の現役F1ドライバー、角田裕毅(アルファタウリ)が初めてF1マシンをドライブした際の思い出を、アルファタウリとは兄弟チームにあたるレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が振り返っている。当時、なぜか角田は“放送禁止用語”を連発。そこには挑戦者ならではの理由があった。

アルファタウリの角田裕毅【写真:Getty Images】
アルファタウリの角田裕毅【写真:Getty Images】

角田裕毅が初めてF1マシンをドライブした日、チーム代表にぶつけた言葉

 日本人唯一の現役F1ドライバー、角田裕毅(アルファタウリ)が初めてF1マシンをドライブした際の思い出を、アルファタウリとは兄弟チームにあたるレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が振り返っている。当時、なぜか角田は“放送禁止用語”を連発。そこには挑戦者ならではの理由があった。


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 米国の俳優、ダックス・シェパード氏がホストを務めるポッドキャスト番組「eff won with DRS」の公式インスタグラムで、シェパード氏とホーナー代表が対談する模様が公開された。シェパード氏は「みんなユウキのことが好きだよね。私もファンだよ」「彼は映画になるべきだよ。とても好感が持てる」と角田のことを絶賛した。

 その上でホーナー代表が楽しそうに振り返ったのは、角田が初めてマシンテストでF1に載った時のことだ。「F1マシンに乗った最初のテストで『アンダーステアだぞmotherf***er』って言ってきたんだ。それで私は『彼は今マジで言ってた?』って感じで返してね。面白すぎたよ」。かわいらしい顔でいきなり、放送禁止用語をぶつけてきた角田に驚いた。

 これには理由がある。2018年にホンダのドライバー育成プログラムで欧州F3に進出した角田は、同僚が映画のような英語を話していたのだという。ホーナー代表は「彼は英語を学ぶために英国に来て、ロンドン郊外のチームでドライバーをやっていたんだ。彼らが映画のような英語を話すものだから、『motherf***er』だとか『f**ck』が日常的に使われる英語だと思っていたんだ。ボキャブラリーの一つだと思っていたんだね」と角田の苦労をしのぶ。

 シェパード氏も「そりゃそう思うよね」と納得。角田が誰からも愛される秘密は、このあたりにもありそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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