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日本は“5番手ペア”も強い! 「サクタカ」初戦突破、次戦で世界選手権銅ペアに挑戦

「東京五輪がある。私たちもこの場に立ちたいという気持ちで」

 今大会前には、A代表とともに合宿を行い、世界トップレベルの質に刺激を受けたという。その中でも、櫻本は「全然、スピードやパワー、ミスの少なさが違い、世界のトップレベルだなと実感した。でも、その中で食らいついていけたら良い」と謙虚さの中に対抗心をのぞかせ、高畑も「球の質をもっと学んで、盗んでいって、自分自身が持っているプレースタイルと合わせたら(今とは)違う形で戦っていけるんじゃないかなと思っている」と追いつき、追い抜く進化のきっかけにしたい考えを明かした。


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 今大会は、BWFワールドツアーの中で2番目にレベルの高いスーパー750。日本B代表では、なかなか出場がかなわない舞台だ。当然、普段よりもハイレベルな相手ばかりになるので難度は高いが、A代表に匹敵するポテンシャルを持っていることを証明するには、絶好の場だ。

 13日の2回戦は、世界選手権で銅メダルを獲得した強豪ペア、グレイシア・ポリー、アプリヤニ・ラハユ組(インドネシア)と対戦する。櫻本は「世界で活躍されていて、自分たちもやりたい相手。今のプレーがどれだけ通用するか、確認したいし、その中で勝ちにつながれば良い」と話し、20歳の高畑も「対戦したいペア。アプリヤニ選手は、同い年だけど、世界で活躍している。どこまで通用するか感じながら戦いたい」と、ともに初対戦を待ち望んでいた。

 2020年の東京五輪に向け、日本代表の出場権争いが激しくなる中、そこに加わっていける可能性を証明したいところだ。東京五輪の会場で大会が行われているため、櫻本は「世界ランクのことは考えていないけど、東京五輪がある。私たちもこの場に立ちたいという気持ちで戦えたと思う」とも話した。女子ダブルスは、5番手も侮れない時代になってきた。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)




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