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大谷翔平に被弾し進化したヤ軍エース CY賞濃厚のコールは直接対決で「好奇心が刺激された」

米大リーグ・ヤンキースのゲリット・コール投手は今季、最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞に初めて輝くのが濃厚とみられている。エンゼルスの大谷翔平投手が、8月に右肘を痛めるまでは対抗馬とみられていたが、10勝を挙げたところでの離脱で脱落した形だ。ところが、コールがここまでの進化を遂げるには、他ならぬ大谷がきっかけを与えていたのだという。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じている。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷対コール、昨年8月の対戦が大きなヒントを与えていた

 米大リーグ・ヤンキースのゲリット・コール投手は今季、最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞に初めて輝くのが濃厚とみられている。エンゼルスの大谷翔平投手が、8月に右肘を痛めるまでは対抗馬とみられていたが、10勝を挙げたところでの離脱で脱落した形だ。ところが、コールがここまでの進化を遂げるには、他ならぬ大谷がきっかけを与えていたのだという。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じている。


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 コールは28日(日本時間29日)の時点で、防御率2.63がリーグ1位、15勝は2位タイ、投球回数209回は1位、奪三振222は3位というすばらしい成績を残している。2021年から3年連続の2桁勝利となるが、過去2年は3点台半ばだった防御率をぐっと下げ、さらにスケールアップした投球だ。

 その変化のきっかけとなったのが、大谷からの被弾だというのだ。昨年8月31日(日本時間9月1日)にエンゼルスタジアムで行われた試合で、中堅に放り込んだ30号。記事は、「ゲリット・コールはマウンドでの彼の最大の問題を解決するために過去を再考した」という見出しで、昨季はア・リーグの本塁打“配給王”だったコールの変化を伝えている。

「2人が最後に対戦したのは13か月前」という書き出しで記事は始まる。本塁打を打たれたのは試合の6回だった。2点リードした1死一、二塁で、コールはまず外角に速球を投げようとしたが逆球となり外れた。2球目のチェンジアップも外れ2ボール。記事は当時の状況を「イライラしていたコールは、別の速球でオオタニに挑んだが、プレートの中心を外れてしまった。オオタニはこれを待っていた。センターに舞い上がったボールを、コールは見ようともしなかった」と描写。外角低めを狙った3球目は甘く入り、逆転3ランとなった。

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