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F1角田裕毅への走路妨害は「良くなかった」 フェルスタッペン、議論呼んだシーンを釈明

自動車レース・F1の第16戦シンガポールGPは16日に予選が行われ、角田裕毅(アルファタウリ)はQ2で10連勝中のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の妨害を受け、自らのミスもあっためノータイムでQ3に進めなかった。Q1ではトップタイムとなる1分31秒991を叩き出しただけに惜しまれる結果となったが、走路を塞ぐ形となったフェルスタッペンは「とてもてんやわんやで混乱していた」と意図的ではなかったと主張している。

シンガポールGP予選に出場した角田裕毅【写真:Getty Images】
シンガポールGP予選に出場した角田裕毅【写真:Getty Images】

第16戦シンガポールGP

 自動車レース・F1の第16戦シンガポールGPは16日に予選が行われ、角田裕毅(アルファタウリ)はQ2で10連勝中のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の妨害を受け、自らのミスもあっためノータイムでQ3に進めなかった。Q1ではトップタイムとなる1分31秒991を叩き出しただけに惜しまれる結果となったが、走路を塞ぐ形となったフェルスタッペンは「とてもてんやわんやで混乱していた」と意図的ではなかったと主張している。


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 角田はQ2の1回目のアタックで、フェルスタッペンに走路を塞がれる形となってタイムを出せず。それでも2回目のアタックで快走していたが、オーバーランのミスを犯し、ノータイムでQ3進出を果たせず15番手となった。

 この妨害シーンについて、英衛星放送「スカイスポーツ」のF1解説者マーティン・ブランドル氏が「もしマックスがツノダの件でペナルティを受けなければ、私はびっくりするよ」と話すなど議論を呼んでいたが、最終的にフェルスタッペンは3件が審議対象となった中で、角田の妨害については戒告、レッドブルに5000ユーロ(約79万円)の罰金処分に。予選11番手からのグリッド降格は免れた。

 英専門メディア「ザ・レース」は、「フェルスタッペンが3つの調査を受けるもシンガポールでグリッド降格を免れる」と報じた記事の中で、フェルスタッペンのコメントを紹介している。角田の走路を妨害したとされる場面については、「フェルスタッペンは単純にそれを『良くなかった』と評した。彼はその時、無線連絡中だったので気付いておらず、ツノダが『本質的に自分の後ろに』いた時まで知らされなかった」と意図的ではなかったと主張。「『それが本質的に僕の予選を総括している』とフェルスタッペンは言った。『とてもてんやわんやで混乱していた』」と語ったという。

 また、同メディアはスチュワード(レース審査員)が「この件で彼に2つ目の戒告を言い渡した」とし、「ツノダがフェルスタッペンを通り過ぎる直前に、フェルスタッペンは後ろの車が近づいているのを見て左に動いたが、かなり遅かった。カー22が並ぶまでドライバーに忠告しなかったと、チームはコミュニケーションがまずかったことを認めた」と戒告処分の内容を紹介している。

(THE ANSWER編集部)




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