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43歳にして絞り込んだ肉体美で貫録の2連覇 マスターズ世界王者の転機は30代前半で出始めた下っ腹

日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の年齢別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス」が9日に栃木県総合文化センターで開催され、メンズフィジーク40歳以上50歳未満172センチ超級で43歳・大島健一郎が2連覇を飾った。

メンズフィジーク40歳以上50歳未満172センチ超級で優勝した大島健一郎【写真:中戸川知世】
メンズフィジーク40歳以上50歳未満172センチ超級で優勝した大島健一郎【写真:中戸川知世】

オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス

 日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の年齢別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス」が9日に栃木県総合文化センターで開催され、メンズフィジーク40歳以上50歳未満172センチ超級で43歳・大島健一郎が2連覇を飾った。


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 極限まで絞り込んだボディを披露した大島は、その後に行われた階級を越えた総合優勝を決めるオーバーオールも制し、2冠を達成した。

 大島といえば、昨年行われたIFBB世界選手権で優勝し、国際舞台で活躍するマスターズ世界王者。翌10日には身長別で日本一を競う一般部門「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」の176センチ以下級でも20、30代の選手に食い込み、5位入賞を果たすなど貫録を示した。

 オーストラリアで生活していた30代前半は、サーフィンに打ち込んでいた。帰国後で埼玉で暮らし始めると海から遠く、下っ腹が出てしまい、それが気になってジムに行き始めたのが、トレーニングを始める転機となり、競技人生に繋がっていった。

 8月には国際舞台での活躍が評価され、文部科学大臣顕彰者の一人として表彰された大島が、秋の宇都宮で年齢を感じさせないインパクトを放った。

(THE ANSWER編集部)

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