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経歴49年、NY殿堂入りアナが大谷翔平を絶賛 商品価値でも「アクーニャJr.ら引き離して断トツ」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場し、9回の第5打席で2試合ぶりとなる中越え29号2ランを放った。2021年6月に自身が記録した13本を上回る月間14発で、球団の月間最多記録を更新。これで年間56発ペースに到達し、3年連続30本に王手をかけた。ニューヨーク出身の名物アナウンサーは大谷の価値の高さを強調。「大谷こそが唯一無二の選手」「他を圧倒的に引き離して最高の選手」などと絶賛している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

投打同時となると「比較対象などいない」

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場し、9回の第5打席で2試合ぶりとなる中越え29号2ランを放った。2021年6月に自身が記録した13本を上回る月間14発で、球団の月間最多記録を更新。これで年間56発ペースに到達し、3年連続30本に王手をかけた。ニューヨーク出身の名物アナウンサーは大谷の価値の高さを強調。「大谷こそが唯一無二の選手」「他を圧倒的に引き離して最高の選手」などと絶賛している。


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 4点のビハインドの中で意地の2ランを放って存在感を示した大谷。試合こそ7-9で敗れたものの、2打点を加えたことで本塁打と打点の打撃2部門でリーグトップに浮上。投手としても7勝、防御率3.02、127奪三振、奪三振率11.99という一流の成績を残している。

 そんな中、49年間にわたり米スポーツを伝えてきたNY出身の殿堂入りアナウンサー、ボブ・コスタス氏は、米ストリーミングサービス「Rokuチャンネル」の番組「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」公式YouTubeチャンネルに電話出演。この日の試合前に公開され、大谷の比較対象を聞かれると、こう答えた。

「比較対象などいない。ベーブ・ルースは20世紀頭に投手として殿堂入り確実な活躍をしていた。オオタニのレベルで投打同時に活躍したことはほとんどない。ルースは現在オオタニがやっている以上に打者としては優れていた。ルースはその側面で突出している。しかし、投打同時には(大谷と)同じような活躍はしていない」

 打者だけ、または投手だけでの比較となれば「守備には着かないため、(大谷は)打者としてはウィリー・メイズやハンク・アーロン級ではないと言えるかもしれない。投手としてもペドロ・マルティネスやランディー・ジョンソンと同じレベルにはいないかもしれない」というコスタス氏。それでも投打同時となると話は変わってくるという。

「オオタニが達成したほどのレベルで投打同時に活躍した選手など誰一人としていない。ユニコーンの愛称が聞かれて久しいが、実際、それが最もしっくりくる。『ユニーク(唯一無二)』という言葉を、たまに『とてもユニークだ』とか言う人もいるが、ユニークとは、ユニークであるかそうでないかの二つに一つなのだ。オオタニこそがユニークな選手なのだ」

 コスタス氏が注目するのは、大谷の“商品価値”。「ロナルド・アクーニャJr.などもいるが、ショウヘイ・オオタニは他を圧倒的に引き離してダントツに最高の選手であり、最も価値のある選手であり、ビジネス面でも最も価値の高い選手なのだ。オオタニほど野球に注目を引きつけられ、新規ファンを獲得できる者はいない」と野球人気回復においては他の選手の比ではないことも強調した。

(THE ANSWER編集部)



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