「次はギンジロウの耳を破壊する」 挑発する王者に発奮、バイトを辞めた重岡銀次朗が勝利宣言
バラダレスは豪語「何回やっても楽勝、余裕だ。次はギンジロウの耳を破壊する」
重岡戦以来の試合となるバラダレスはこの日、メキシコからリモートで会見に出席した。「めちゃくちゃコンディションがいい。次は完全にKOする」と豪語。7月から高地トレーニングでスタミナ強化に励むという。プライベートでは男児が誕生。「メキシコでは、子どもが生まれたら幸運をもたらしてくれるというのがある。だから、この試合には幸運がある。子どもが生まれたので、必ず勝たないといけない」と切実な想いを明かした一方、重岡には挑発的な言葉を浴びせた。
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「何回やっても楽勝、余裕だ。耳も痛くないから、次はギンジロウの耳を破壊する。あまり大したことはなかったね。まあまあいい選手だった。今回の試合は互いにとってやるべき試合だ。白黒はっきりつける。メキシコを代表して絶対に勝つ。前回はディフェンス面で鏡のようになってしまった。今回は同じことが起きないように練習している」
日本のファンへメッセージを求められると、「どんなスポーツにもアクシデントがある。あの結果は仕方ない」と説明。「今回の試合に怖さはない。怖かったら試合をしていない。素晴らしい試合を目にすることになるだろう。結果として強い方が勝つし、素晴らしい試合を提供するために最高のコンディションでリングに立ちたい。ベルトを持って帰るのは俺だ」と宣言した。
興行は、元世界3階級制覇王者・亀田興毅ファウンダーがプロモートする「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」として開催。強気なバラダレスに対し、会見に同席した亀田氏は「ビッグマウスやな。気合が入っとるし、眉毛も太くなっとる。前の試合についてはあまり何も思っていないみたい。あっけらかんとしているし、『何が悪いんだ』という感じですね」と笑った。
バラダレスの言葉を受けた重岡は、「1月の時からよく喋る。調子がいいならいいこと。高地トレーニングでも何でもいいので、しっかり準備して俺に勝つ気で準備してほしい」と要求。「『俺に勝つ気で来いよ』『勝つ気はあるのか』『とりあえず強気で来いよ』と伝えたい。しっかり勝つつもりだということを知ることができて、自分も気合が入るし、次の試合が楽しみです。全ラウンド倒しにいく」と発奮した様子だった。
(THE ANSWER編集部)