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MLBの「恥ずかしい」怠慢走塁 滞空時間6秒で本塁打確信→単打止まりに米非難「受け入れがたい」

米大リーグで言い訳無用の“怠慢走塁”が原因で懲罰交代させられるという出来事があった。ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が4日(日本時間5日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で本塁打を確信した大飛球を放ってバッターボックス内で打球を見届けたものの、スタンドには届かず。滞空時間6.2秒の大飛球にもかかわらず、まさかの単打に終わってベンチに下げられた。動画が公開されると、米ファンからは「恥ずかしい」「だから全力疾走しないといけないんだ」「こうなっちゃいけない」などと非難の声が相次いだ。

ブレーブスのマルセル・オズナ【写真:ロイター】
ブレーブスのマルセル・オズナ【写真:ロイター】

ブレーブス・オズナが打球を悠々と見届けるも…

 米大リーグで言い訳無用の“怠慢走塁”が原因で懲罰交代させられるという出来事があった。ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が4日(日本時間5日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で本塁打を確信した大飛球を放ってバッターボックス内で打球を見届けたものの、スタンドには届かず。滞空時間6.2秒の大飛球にもかかわらず、まさかの単打に終わってベンチに下げられた。動画が公開されると、米ファンからは「恥ずかしい」「だから全力疾走しないといけないんだ」「こうなっちゃいけない」などと非難の声が相次いだ。


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 高々と上がった打球を悠々と見届けた。3-3の同点で迎えた4回1死走者なしの第2打席。「7番・DH」で先発したオズナは先発右腕ギャレンの直球を中堅に弾き返した。フォロースルーで右手を離したオズナは、バットを持った左手を高く掲げたまま静止。本塁打を確信したようだが、打球は中堅にそびえるフェンスの上部に跳ね返り、右翼手がクッションボールを処理した。

 フェンスに直撃するまで約6秒。長い滞空時間にもかかわらず、オズナは一塁までしか到達できなかった。その後、ワイルドピッチで二塁に進塁するも、後続が倒れて残塁。6回の第3打席で代打を送られて交代した。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、「ブレーブスのブライアン・スニッカー監督はオズナが懲罰のために交代させられたことを認めた」と自身のツイッターで伝えた。

 同記者によると、打球は飛距離415フィート(約126.5メートル)、滞空時間6.2秒。メジャー全30球場のうち、26球場で本塁打になっていたという。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターが動画を公開すると、米ファンからは批判的なコメントが多数寄せられた。

「恥ずかしい」
「だから全力疾走しないといけないんだ」
「こうなっちゃいけない」
「数試合ベンチに置かないといけないな」
「交代させるべき」
「今まで見た中で、最も長い単打に違いない」
「もし走っていれば、内野ゴロの間に生還できた」
「怠慢な野球で本当に受け入れがたい」

 なかには「公平を期すために言うと、普通ならホームランだ」と広い球場に阻まれたことに同情する声もあったが、オズナは懲罰交代という代償を払うことになった。なお、試合は1点ビハインドの9回2死からロサリオに逆転満塁弾が飛び出し、ブレーブスが8-5で勝利している。

(THE ANSWER編集部)

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