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乱入者を誰も捕まえない…MLB最弱チーム本拠地での「散々な」光景に米唖然「試みすらしてない」

米大リーグのアスレチックスは30日(日本時間31日)の本拠地ブレーブス戦で2-1のサヨナラ勝ちを収め、57試合消化でようやく12勝目を挙げた。9回2死から登板してわずか4球でリリーフに成功した藤浪晋太郎投手が2勝目(5敗)をマーク。それでもすでに“借金”が33に膨らみ、観客数が激減している。そんな状況を物語るような事件が試合前に勃発。目を疑うような光景に米メディアは「試みすらしていない」と呆れ気味で、米ファンからも「散々だな」「今季最も面白い瞬間だ」といった声が寄せられている。

本拠地ブレーブス戦で2-1のサヨナラ勝ちを収めたアスレチックス【写真:ロイター】
本拠地ブレーブス戦で2-1のサヨナラ勝ちを収めたアスレチックス【写真:ロイター】

今季57試合目でようやく12勝目を挙げたブレーブス戦前の一コマ

 米大リーグのアスレチックスは30日(日本時間31日)の本拠地ブレーブス戦で2-1のサヨナラ勝ちを収め、57試合消化でようやく12勝目を挙げた。9回2死から登板してわずか4球でリリーフに成功した藤浪晋太郎投手が2勝目(5敗)をマーク。それでもすでに“借金”が33に膨らみ、観客数が激減している。そんな状況を物語るような事件が試合前に勃発。目を疑うような光景に米メディアは「試みすらしていない」と呆れ気味で、米ファンからも「散々だな」「今季最も面白い瞬間だ」といった声が寄せられている。


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 無警戒だった。試合前のアスレチックス本拠地オークランド・コロシアム。選手たちは一旦引き揚げ、グラウンドキーパーたちが整備を行っている。そこに三塁側スタンドから一人の男がフェンスを越えてグラウンドに乱入。黄色のシャツ、黒ズボンの男は一目散に二塁ベースに向かい、そこから一塁、本塁、三塁と通常の逆回りに1周した。その間、男を止める警備員などは現れず、男が元の位置に戻ろうとした際にようやく注意に来ただけだった。

 米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」公式インスタグラムは「彼を止めようと試みすらしていない」と呆れ気味のコメントとともに動画を公開。米ファンからも「誰かが試合を見に来ているだけで幸せだったんだよ」「今季最も面白い瞬間だ」「罰として年間チケットを与えよう」「オークランドは散々だな」「これはクレイジーだ」「嘘だろ」など危機感が薄めのコメントが集まっている。

 この日の観客は5116人。開幕から負けが込み、観客数が激減している中での“静かな乱入劇”だったようだ。

(THE ANSWER編集部)

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