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大谷翔平、MLB公式の模擬MVP投票で断トツ支持 43人中30人が1位「他を圧倒する支持を得た」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数2安打2打点と活躍し、チームも6-4で勝利した。MLB公式サイトでは、同サイトの記者による独自のMVP模擬投票が行われ、ア・リーグは大谷が1位に。次点に1位票で大差をつける断トツの数字となっている。

アストロズ戦に出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
アストロズ戦に出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

アストロズ戦に「3番・DH」で出場

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数2安打2打点と活躍し、チームも6-4で勝利した。MLB公式サイトでは、同サイトの記者による独自のMVP模擬投票が行われ、ア・リーグは大谷が1位に。次点に1位票で大差をつける断トツの数字となっている。


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 アストロズ戦では2本のタイムリー二塁打を放ち、劣勢だったチームに勢いをもたらした大谷。再び打率も3割に乗り、9日(同10日)に登板予定のマウンドでは5勝目を狙う。大車輪の活躍ぶりには拍車がかかるばかりだ。

 そんな中で、MLB公式は「2023年シーズンはまだまだ長いが、5月の2週目に入るにあたり、各リーグに明確なMVP候補が出てきた」と前置きし、「早期のMVP最有力候補は誰か?」との見出しで、同公式記者による独自のMVP投票の結果を記事内で公開した。43人の記者が投票に参加。「ここまで起こったこととこれからの数か月で起こると予想されること」を基に、各自が1位~5位の選手を選んだ。1位票が5ポイント、5位票が1ポイントとポイント制でランク付けされる。

 記事では「両リーグの1位は、他を圧倒する支持を得た」とした。ア・リーグ堂々の1位は大谷。1位票は30票も集まった。「2021年のア・リーグMVP受賞に続き、2022年はアーロン・ジャッジに次いで2位につけたオオタニは、2023年もまたMVP級の活躍をしている」と称し、大谷個人の成績を特筆した上でこう続けた。

「この二刀流のスーパースターはマウンド上ではこれまで以上に優れているように見える。39イニングでわずか16安打しか許さず、ア・リーグトップの59三振を挙げ、防御率2.54を記録している。一方の打席では打率.301、出塁率.369、長打率.529、7本塁打、22打点を記録している。彼はエンゼルスが20勝16敗のスタートを切り、正々堂々とア・リーグ西地区の優勝争いに入るのを助けている」

 1位票の数では次点のランディ・アロサレーナ外野手(レイズ)の6票をはるかに上回る結果。現時点では文句なしの存在となっている。投票結果は下記の通り。

【ア・リーグ】
1位:大谷翔平、先発投手/DH、エンゼルス(1位票30票)
2位:ワンダー・フランコ、遊撃手、レイズ(1位票3票)
3位:マット・チャップマン、三塁手、ブルージェイズ(1位票1票)
4位:ランディ・アロサレーナ、外野手、レイズ(1位票6票)
5位:マイク・トラウト、外野手、エンゼルス(1位票2票)

【ナ・リーグ】
1位:ロナルド・アクーニャJr.、外野手、ブレーブス(1位票40票)
2位:ショーン・マーフィ、捕手、ブレーブス(1位票3票)
3位:ルイス・アラエス、二塁手、マーリンズ
4位:マックス・マンシー、三塁手、ドジャース
5位:ムーキー・ベッツ、外野手、ドジャース

(THE ANSWER編集部)



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