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超高地2240mでパドレスが両軍計11本の歴史的HR合戦 日本人悲鳴「明日先発のダルビッシュが心配」

米大リーグのパドレスは29日(日本時間30日)、メキシコシティでジャイアンツと対戦したが、打球が飛びやすい標高2240メートル超の高地で1試合ホームラン11本が飛び出し、メジャー記録13本まであと2本に迫る歴史的アーチ合戦に発展。試合は16-11でパドレスが打ち合いを制した。翌30日(同5月1日)はダルビッシュ有投手が先発するとあって、日本人からは「こんな球場で、明日ダルビッシュが先発するのか」と悲鳴が上がっている。

パドレスのダルビッシュ有【写真:ロイター】
パドレスのダルビッシュ有【写真:ロイター】

飛距離が20メートル違う? メキシコ開催でメジャー最多タイ両軍10人本塁打

 米大リーグのパドレスは29日(日本時間30日)、メキシコシティでジャイアンツと対戦したが、打球が飛びやすい標高2240メートル超の高地で1試合ホームラン11本が飛び出し、メジャー記録13本まであと2本に迫る歴史的アーチ合戦に発展。試合は16-11でパドレスが打ち合いを制した。翌30日(同5月1日)はダルビッシュ有投手が先発するとあって、日本人からは「こんな球場で、明日ダルビッシュが先発するのか」と悲鳴が上がっている。


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 メキシコシティの空に何本も豪快なアーチがかかった。口火を切ったのは3回、3点を追うジャイアンツのクロフォードの4号ソロ。続くウェードも2者連発で続くと、その裏にパドレスのクルーズがお返しの3号ソロを放ち、ホームラン合戦に発展した。5回までに両軍で8本(ジャイアンツ3本、パドレス5本)、7回にはジャイアンツ2本、パドレス1本の本塁打が生まれ、両軍で11本(ジャイアンツ5本、パドレス6本)となった。

 米スポーツ専門局「ESPN」のデータ専門ツイッターアカウント「スタッツ&インフォ」によると、MLB史上1試合最多本塁打は2019年6月10日(日本時間11日)、フィラデルフィアでのフィリーズ―ダイヤモンドバックス戦での13だった。また、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者のツイッターによると、両軍合わせて10人の選手が本塁打を打つのはMLB史上最多タイだった。

 メジャーの公式戦がメキシコで行われるのは2019年以来でメキシコシティ開催は初。標高2240メートルの影響は明らかなようで、米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」のツイッターは興味深いデータを紹介した。

 それによると、ヤンキースのアンソニー・リゾが4月3日(日本時間4日)にニューヨークで打球速度106マイル(約170.6キロ)、打球角度31度の打球を打ち、それは387フィート(約118メートル)飛んだが、ジャイアンツのクロフォードはこの日、メキシコシティで打球速度105.7マイル(約170.1キロ)、打球角度31度の打球を打ち、455フィート(約138.7メートル)飛んだという。つまり同じ程度の打球速度と角度で飛距離が20メートル違ったというのだ。

 同じ球場で行われる30日(同1日)の試合はダルビッシュが先発予定。投手不利は明らかな状況となって、ツイッター上では「明日ここでダルビッシュ投げるのか…」「明日ダルビッシュ大変なことになりそう」「(ジャイアンツ先発の)カップとダルビッシュの防御率が破壊されるの見たく無いわ」「明日のダルビッシュが心配で仕方ない」「こんな球場で、明日ダルビッシュが先発するのか」と日本人から心配する声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部)



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