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錦織、“魔法の瞬間”股抜き&バックハンドウイナーを回想「試合を楽しめたが…」

テニスの4大大会第3戦ウィンブルドンは11日、男子シングルス準々決勝で世界ランク28位の錦織圭(日清食品)が元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6、6-3、2-6、2-6で敗れ、1933年の佐藤次郎以来となる85年ぶりの準決勝進出を逃した。大会公式は錦織が試合中に見せた、おしゃれな股抜きからの、角度をつけたバックハンドウイナーを決めたシーンに脚光を浴びせていたが、自身もツイッターで同じ場面の動画を引用しながら、大会を振り返っている。

錦織圭【写真:Getty Images】
錦織圭【写真:Getty Images】

敗戦後にツイッターを更新、股抜き&バックハンドウイナーを振り返る

 テニスの4大大会第3戦ウィンブルドンは11日、男子シングルス準々決勝で世界ランク28位の錦織圭(日清食品)が元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6、6-3、2-6、2-6で敗れ、1933年の佐藤次郎以来となる85年ぶりの準決勝進出を逃した。大会公式は錦織が試合中に見せた、おしゃれな股抜きからの角度をつけたバックハンドウイナーを決めたシーンに脚光を浴びせていたが、自身もツイッターで同じ場面の動画を引用しながら、大会を振り返っている。


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 ジョコビッチの壁はまたしても高かったが、錦織らしさもまた随所に見せた。ウィンブルドンが公式インスタグラムで動画を公開したのは、第1セットの第4ゲーム。ジョコビッチのサービスの場面だった。

 ジョコビッチの強烈なサーブをフォアで打ち返すと、ジョコビッチを大きく左右に振った。ジョコビッチも懸命に拾うが、今度は前に出てネット際に落とすと、元世界王者はロブで返すのが精いっぱいだった。次の瞬間だ。錦織が真上を通過するボールに対し、背走しながら繰り出したのは股抜きショット。そして最後はバックハンドウイナーで決めてみせたのだ。

 圧巻のプレーには大会公式SNSも「魔法の瞬間」と拍手を送っていたが、錦織自身も試合後に英語でこうツイートした。

「今日は試合を楽しめたが、残念ながら勝てなかった。上達できるように努力します。ロンドンで来年また会いましょう!」

 計り知れない悔しさと同時に、楽しめたという充実感もあったの。この日も右ひじを気にするシーンこそあったが、最後までジョコビッチに食らいついた。次戦がまた楽しみになる内容だった。

(THE ANSWER編集部)




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