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三笘薫、W杯前に称賛された電光石火の2ゴール 豪州粉砕に海外「壊滅的な一撃だ」【名珍場面2022】

2022年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場面2022」と題し、月ごとに振り返る。今回は3月。三笘薫が代表戦であげた2ゴールなどが脚光を浴びた。

W杯でも活躍した日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】
W杯でも活躍した日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】

「スポーツ界の名珍場面総集編」3月、センバツ審判団の謝罪も話題に

 2022年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場面2022」と題し、月ごとに振り返る。今回は3月。三笘薫が代表戦であげた2ゴールなどが脚光を浴びた。


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▼三笘薫、オーストラリア粉砕の2ゴールに海外称賛

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で活躍したMF三笘薫。W杯出場を決めたアジア最終予選のオーストラリア戦でも輝きを放っていた。後半44分、DF山根視来の折り返しをゴール前で受け、右足でシュート。ゴール左隅に決めると、さらにアディショナルタイム、左サイドからキレのあるドリブルでゴール前へ侵入。低くはなったシュートが相手GKの手を弾き、ゴールへ吸い込まれた。

 約4分間で2点を決め、2-0の勝利の立役者となった。カタールのスポーツ専門局「ビーン・スポーツ」は、記事で「選手が欠場し力不足のサッカールーズ(オーストラリア代表)にとって壊滅的な一撃だった」と称賛。英紙「アッシャルクル・アウサト」も「日本が無駄にしてきた面白い試合を、途中出場のミトマの2ゴールが終わらせた」と報じていた。

▼センバツ審判団の誤審謝罪にネット称賛

 今年の第94回選抜高校野球(甲子園)1回戦、広陵(広島)―敦賀気比(福井)戦では珍しいシーンが起きた。広陵の4回の攻撃。無死一塁で大山陽生(3年)が一塁線に送りバントを試みた。ボールはファウルグラウンドから戻るようにフェアグラウンドへ。尾崎泰輔球審はフェア判定としたが、二塁塁審はファウルのジャスチャーで一塁走者を制止した。

 この結果、打者走者はアウトになり、一塁に帰塁しようとした一塁走者は挟殺プレーで併殺の形に。これを受けて審判団は協議し、場内マイクで尾崎球審は、二塁塁審の誤ったジャスチャーを認め、「私たちの間違いです。大変申し訳ございません」と異例の謝罪。走者を二塁に進め、1死二塁で再開させる形を取った。真摯な謝罪と対応に対し、ネット上でも多くの好感の声が寄せられていた。

▼世界女王になった坂本花織、3位選手とのやりとりが話題

 フィギュアスケートの世界選手権・女子シングルで、坂本花織が初優勝。世界女王となった。表彰台では3位のアリサ・リウ(米国)とのやり取りが話題に。中央に上り、金メダルを首に掛けた坂本。首元辺りでリボンがよじれていたようで、銅メダリストとして隣にいたリウが右手を伸ばしてこれを直していた。咄嗟にさりげなく、思いやりある行動をしたリウに、ツイッター上の日本人ファンからは称賛のコメントが相次いでいた。

(THE ANSWER編集部)





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