[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

羽生結弦と海外アイスダンス選手の名場面 中国SNSでも話題「この友情が長く続いて」【名珍場面2022】

2022年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場面2022」と題し、月ごとに振り返る。今回の2月は何といっても北京五輪。中国での人気ぶりが際立った羽生結弦と、地元選手の交流などが話題になった。

羽生結弦【写真:Getty Images】
羽生結弦【写真:Getty Images】

「スポーツ界の名珍場面総集編」2月、北京五輪は史上最多メダル18個に

 2022年も残すところあとわずか。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場面2022」と題し、月ごとに振り返る。今回の2月は何といっても北京五輪。中国での人気ぶりが際立った羽生結弦と、地元選手の交流などが話題になった。

▼羽生結弦、中国男子選手にされたお姫様抱っこが中国で話題に

 4回転アクセルの挑戦が大きな注目を浴びた羽生結弦。中国での凄まじい人気ぶりも話題になったが、アイスダンスのリュウ・キンウ(中国)が同国版ツイッター「微博(ウェイボー)」に投稿した写真がファンの心を打った。会場の廊下とみられる場所で、大会マスコット「ビンドゥンドゥン」を持った羽生をリュウが抱きかかえ、“お姫様抱っこ”をしていた。

 中国ファンは「やっぱり、やっぱり、待った甲斐があった!」「友情が長く続きますように!」などと反応。2017年4月に世界国別対抗に出場した際のバンケットで互いにスーツ姿でお姫様抱っこが実現しており、当時も話題を呼んでいた。地元の中国選手と五輪連覇王者の間で生まれた交流は、多くの中国ファンを虜にしていた。

▼カーリング藤澤五月、海外レポーターに感銘与えた決意の英文

 カーリング女子は、日本勢初の銀メダルを獲得。大会中は、スキップ藤澤五月の右手に記された英文が注目を集めていた。決勝で手に記されていたのは「Move together(ともに動く)、Trust yourself(自分を信じる)、Have fun(楽しもう)」であると紹介したのは、カナダ公共放送「CBC」の名物レポーター、デビン・ハーロウ記者。中継クルーが捉えたという3つのおまじないについて「スポーツと人生にとっても名言だ」と感銘を受けた様子でツイッターに記していた。

▼平野歩夢が「怒り」ぶつけた大逆転V「ここを獲らずに終われない」

 スノーボードの男子ハーフパイプ決勝で、平野歩夢が金メダル。超大技「トリプルコーク1440」にも五輪史上初めて成功した。2度目の試技で得点91.75と予想外に伸びなかったが、3度目で再び完璧な試技を披露。96.00点をマークし、逆転Vとなった。表彰式後のインタビューでは「点数は納得いっていなかったけど、怒りが自分の中でうまく表現できたというか。そんな気持ち。良かったです」と怒りを力に変えたことを明かしていた。

 小林陵侑、高木美帆を含めた3人の金メダリストが日本から誕生。フィギュアスケートでは鍵山優真、宇野昌磨、坂本花織が個人でメダリストとなり、団体でも銅メダルを獲得した。スキー・ノルディック複合では渡部暁斗がラージヒル個人&団体でともに銅メダルに輝くなど、日本勢は冬季五輪では2018年平昌大会(13個)を上回る史上最多の計18個のメダルを獲得した。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集