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PK戦3人全員失敗「最も残酷な形で決まった」 自らも外したスペイン主将ブスケツ呆然

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は6日(日本時間7日)、決勝トーナメント1回戦でスペインはモロッコと0-0で突入した延長戦で決着つかず、PK戦の末に0-3で敗れた。まさかの16強敗退となり、PK戦も失敗した主将のMFセルヒオ・ブスケツは「最も残酷な形で決まってしまった」と落胆を隠せなかった。

PKを失敗したスペインの主将セルヒオ・ブスケツ【写真:ロイター】
PKを失敗したスペインの主将セルヒオ・ブスケツ【写真:ロイター】

決定機を欠き0-0で突入したPK戦で敗退

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は6日(日本時間7日)、決勝トーナメント1回戦でスペインはモロッコと0-0で突入した延長戦で決着つかず、PK戦の末に0-3で敗れた。まさかの16強敗退となり、PK戦も失敗した主将のMFセルヒオ・ブスケツは「最も残酷な形で決まってしまった」と落胆を隠せなかった。

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 無敵艦隊はよもやの形で散った。スペインは再三の決定機を生かせず、0-0で突入したPK戦。後攻のスペインは“PK要員”として延長後半終了目前に投入されたサラビアが右ポストに当てて失敗。2人目のソレール、3人目のブスケツともに相手GKブヌにセーブされた。反対にモロッコは1人が失敗したものの、4人目のハキミが落ち着いて中央に浮き球を決めて決着。明暗はくっきりと分かれた。

 スペイン紙「マルカ」によると、主将のブスケツは「残念だ。最も残酷な形で、PK戦で決まってしまった」と呆然。試合についても「難しかった。やりづらく、僕らは彼らを疲れさせ、状況をひっくり返し、スペースを見出そうと努力したが、ラストパスをうまく蹴る幸運に欠けていた」と決定機を逃した展開を嘆いた。

「今、最も大事なのは代表だ。僕のことじゃない。難しい夜だ」と語ったブスケツは「ここから立ち上がり、僕らのサッカーにとって経験として役立てなければならない。非常に若い選手たちがいるし、彼らにはとても役立つことだろう。継続していかなければならない」と必死に前を向いたという。

 また、GKウナイ・シモンは「試合の120分間は、僕らが対戦相手より上だったと思うが、僕らがゴールを決められなければ、それを今、言うことはほとんど役に立たない。PK戦では彼らの方が上だったし、それが彼らをベスト8に進出させたのだから」と敗戦を受け止めた。

(THE ANSWER編集部)




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