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大谷翔平は「時代遅れの野球のイメージ復権」 イタリアで特集、小顔&清潔感など称賛

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季投手として14勝8敗で防御率2.47、203奪三振をマーク。打者としても打率.271、34本塁打、93打点と二刀流の活躍を見せている。歴史を作り続ける二刀流には、イタリアメディアも注目。人間性を絶賛した上で、「時代遅れのイメージの野球を復権させる、唯一無二の日本人」と評価している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ベーブ・ルースとも比較

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季投手として14勝8敗で防御率2.47、203奪三振をマーク。打者としても打率.271、34本塁打、93打点と二刀流の活躍を見せている。歴史を作り続ける二刀流には、イタリアメディアも注目。人間性を絶賛した上で、「時代遅れのイメージの野球を復権させる、唯一無二の日本人」と評価している。


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 今やMLBのスーパースターとなった大谷は、欧州イタリアでも注目を集めていた。同国メディア「イル・ポスト」では「野球界はまだショウヘイ・オオタニへの準備ができていない」とのタイトルで特集記事を公開している。

 シーズン大詰めのMLB。強豪球団がワールドシリーズを目指して戦っている現状を記事では紹介する一方、「他のチームはすでに可能性がないことを悟っている。かつてディズニーが保有したアナハイムのロサンゼルス・エンゼルスのように」とポストシーズン進出の望みが絶たれたエンゼルスの苦境も伝えている。

 そのうえで「しかし、エンゼルスには社会現象のような選手がいる。昨季MVPに選ばれた日本人のショウヘイ・オオタニは、今年も同じタイトルに突き進んでいる。彼は少し時代遅れというイメージの野球を復権できる完璧な選手と認められているが、彼はエンゼルスで一度もプレーオフに出場できていない」と大谷を紹介した。

 伝説のベーブ・ルースと比較されている大谷だが、記事では「バンビーノ(イタリア語で「男の子」の意味)のニックネームだったベーブ・ルースはまん丸でいたずらっ子な顔で有名だったが、オオタニは清潔感に溢れる小顔な好青年で、身長193センチ、体重およそ100キロという堂々とした体格を“隠す”ことに役立っている」と両者を表現している。

 さらに「彼(大谷)の流儀においては礼儀正しく、笑みを絶やさずに、過剰にならないほどのエレガントさを湛えている。そして、自分の発言と行動にも気を配っている」と人間性も絶賛していた。

(THE ANSWER編集部)



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