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「ロシアの血を引く10代が4A初成功」 17歳マリニン快挙にルーツのロシア放送局も称賛

フィギュアスケートの17歳イリア・マリニン(米国)が14日(日本時間15日)、米レークプラシッドで行われたUSインターナショナルの男子フリーで、世界で初めて4回転アクセルの着氷に成功した。フィギュア大国ロシアの放送局も「ロシアの血を引く10代が初めて成功させた」と報じている。

イリア・マリニン【写真:Getty Images】
イリア・マリニン【写真:Getty Images】

4回転アクセルの世界初着氷、マリニンにロシアも注目

 フィギュアスケートの17歳イリア・マリニン(米国)が14日(日本時間15日)、米レークプラシッドで行われたUSインターナショナルの男子フリーで、世界で初めて4回転アクセルの着氷に成功した。フィギュア大国ロシアの放送局も「ロシアの血を引く10代が初めて成功させた」と報じている。


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 17歳がやってのけた。冒頭大技に挑戦したマリニン。前向きに踏み込んで高さのあるジャンプを披露し、難なく着氷。史上初の大技成功だった。歴史的快挙にフィギュア大国も脚光を浴びせている。

 ロシア放送局「ロシアトゥデー」は「スケート界10代のスターが世界で初めてとんでもない技に成功」と見出しを打って記事を掲載。「ロシアの血を引く米国の10代が初めて競技会で4回転アクセルを成功させた」と称賛まじりに伝えた。

 マリニンの両親は五輪に2度出場したロシア生まれのウズベキスタン代表。母・マリニナ氏は1998-99年シーズンの四大陸選手権、グランプリ(GP)ファイナル女王に輝いた経歴を持つ。父・スコルニアコフ氏も98年長野、2002年ソルトレイクシティの両五輪にウズベキスタン代表として出場した。

 4回転アクセルは、五輪連覇王者の羽生結弦が2月の北京五輪で挑戦。回転不足で転倒したものの、国際スケート連盟(ISU)公認大会ではジャンプとして初の認定を受けていた。同局は「2022年北京五輪ではユヅル・ハニュウが失敗に終わっていた」と羽生の挑戦も紹介した。

 マリニンのフリーは185.44点、合計257.28点。ショートプログラム(SP)は6位だったが、逆転優勝を飾った。

(THE ANSWER編集部)




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