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単独首位の小祝さくら、9か月ぶりV目前でもマイペース 最終日は「-5を目標にしたい」

女子ゴルフの国内ツアー・リゾート トラストレディス第3日が28日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で行われた。前日悪天候で第2ラウンド(R)を持ち越した59人からプレー。その後の第3Rは、2位で出た小祝さくら(ニトリ)が9バーディー、1ボギーの大会コース記録タイの64で回り、通算16アンダーで単独首位に浮上。9か月ぶりのツアー通算7勝目に王手をかけた。2打差の2位はサイ・ペイイン(京豊エンジニアリング)。

第3日をプレーする小祝さくら【写真:Getty Images】
第3日をプレーする小祝さくら【写真:Getty Images】

リゾートトラストレディス第3日

 女子ゴルフの国内ツアー・リゾート トラストレディス第3日が28日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で行われた。前日悪天候で第2ラウンド(R)を持ち越した59人からプレー。その後の第3Rは、2位で出た小祝さくら(ニトリ)が9バーディー、1ボギーの大会コース記録タイの64で回り、通算16アンダーで単独首位に浮上。9か月ぶりのツアー通算7勝目に王手をかけた。2打差の2位はサイ・ペイイン(京豊エンジニアリング)。


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「1日4アンダー」を目標にしていた小祝が、1ラウンドで8つスコアを伸ばした。上位がバーディー合戦を繰り広げる中でも頭一つ抜け出した。

「今日はよくパットが入ってくれました。昨日までラインを深く読み過ぎていたので、それを修正できて良かったです。途中で(目標の)4アンダーになっても、周りが伸ばしてハイスコア合戦になっていたので、『まだ自分も伸ばさなければ』という思いでした」

 一方で好調だったドライバーショットが左に曲がり始め、不安が残ったという。それでも大会前に決めた「左に振り切るスイング」はやり通した。4番パー4の第1打は左斜面についたが、極端なつま先下がりの第2打も左に振り切った。

「体の軸を保っていれば、ああいう状況でもシャンクは出ないので、しっかりと左への出球を意識しました」

 ピンチを2オン2パットのパーでしのぎ、バーディー量産につなげた。さらに最終18番パー5でもスコアを伸ばした。

 2位と2打差。昨年8月のCATレディース以来となる通算7勝目に王手をかけた。小祝は「ピンの手前につけるマネジメントを徹底して、5アンダーを目標にしたいです。それで優勝できなければ仕方ないです」と先を見据えた。来週は全米女子オープン出場するため、プロデビュー以来の連続出場試合は「142」で止まる。気持ち良く海を渡りたいところだ。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)




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