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「オオタニは野球選手の限界を突破した」 大谷翔平、衝撃シーズンもう米メディア回顧

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、今季最終戦となった敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発し、今季46号となる先頭打者弾で歴史的シーズンを締めくくった。投げて9勝、打って46本塁打、100打点、走って26盗塁。初めて二刀流でシーズンを完走した今季を米メディアが総括し、手放しで絶賛している。

マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

米ヤフースポーツが今季総括の特集「ベーブ・ルースも敵わない」

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、今季最終戦となった敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発し、今季46号となる先頭打者弾で歴史的シーズンを締めくくった。投げて9勝、打って46本塁打、100打点、走って26盗塁。初めて二刀流でシーズンを完走した今季を米メディアが総括し、手放しで絶賛している。


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 米ヤフーニュースは「ベーブ・ルースも敵わない。ショウヘイ・オオタニの初の二刀流完走シーズン」との見出しで大谷のシーズンを振り返る特集記事を掲載。メジャーデビューから3年間、ベーブ・ルースと比較されるほどのポテンシャルを示しながら怪我などに苦しんだことに触れ、4年目の今季にようやく二刀流の素質が開花したことを称賛した。

「オオタニの4年目の成績は未だに現実味を帯びていない。オオタニは野球選手の限界を突破したのである」。こうつづった上で、今季の圧倒的スタッツを紹介した。さらに「オオタニはベーブ・ルースをも凌駕した」と記した項目では、ルースとの時代背景、成績も比べながら、大谷が元祖・二刀流を上回る存在になったと評価している。

 大谷は投打のみならず、足でも魅了。「5ツールプレーヤーとかのレベルではない。10ツールプレーヤーなのだ。最低でも7ツールはある」とマルチな才能についても絶賛した。また、今後についても言及。「27歳のオオタニが二刀流選手としての次のステップはこの活躍を2年以上こなせるかどうかだ」と指摘し、大谷のFAも含めた動向も触れた。

 今季は多くの「史上初」や「○年ぶり」という記録を樹立した大谷。最終戦では100打点に乗せ、投手で130回1/3、156奪三振、野手で138安打、103得点とし、メジャー史上初の投打5部門「100」到達を打ち立てた。マウンドで、打席で、ダイヤモンドで……。まさにフィールドを支配したと言っていい活躍。大谷の2021年は歴史的なものになった。

(THE ANSWER編集部)

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