レアルU-15中井卓大、14歳で170cmに到達 “恩師”も進化実感「競り合いで力強い」
9歳から体幹トレ実践…木場氏「試合でも競り合いで力強さとキレ見せている」
マドリード市内の中学校に通いながら、週4日のレアル下部組織で技術を強化。スペインの神童に勝るとも劣らないテクニックとセンスを見せ、中盤でゲームメークする姿はトップチームのクロアチア代表の司令塔ルカ・モドリッチを彷彿させるほどだ。
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レアル・マドリードファンデーションの日本で開催されたサッカー教室でコンディショニングコーチで招聘された木場氏のトレーニング本を9歳ですでに読破。スペインに渡った後も、休暇で帰国する際は都内の木場氏のジムを訪れ、ゴムチューブ、ファンクショナルマットを用いたメニューに取り組んでいる。
木場氏はスペインに練習メニューを動画ツールで送って遠隔指導。朝のトレーニング、練習当日、疲労の少ない日など、コンディションに応じたメニューを準備し、中井は動画の木場氏のコーチングを暗唱できるほど日々、体幹トレーニングに励んでいる。
9歳の若さから6年間、日々の研鑽の成果は今シーズンも如実に現れているという。
「ピピと話した時は、チームの他の選手がみんな怪我しているのに、ピピだけは怪我がないと喜んでいました。試合でも競り合いのシーンでぶれない、力強さとキレを見せています。このまま順調に成長してもらいたいです」
木場氏はサッカー界の至宝の順調な成長に目を細めていた。
(THE ANSWER編集部)