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大谷翔平の復活で「エースと中軸を獲得した」 米地元紙が“エ軍のXファクター”に指名

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季オープン戦で投打に実力を発揮している。開幕を間近に控え、米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「オオタニほどの大きなXファクターは野球界に存在しない」と期待。アスレチックス、アストロズというライバルチーム打倒の“最重要人物”に指名している。

大谷翔平【写真:AP】
大谷翔平【写真:AP】

ロサンゼルス・タイムズが「西地区の展望」で大谷に注目

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季オープン戦で投打に実力を発揮している。開幕を間近に控え、米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「オオタニほどの大きなXファクターは野球界に存在しない」と期待。アスレチックス、アストロズというライバルチーム打倒の“最重要人物”に指名している。


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 今季のオープン戦では140メートル超の特大弾、逆方向への角度42度の本塁打など、松井秀喜氏に並ぶ5本塁打を放っている大谷。投げても101マイル(約164キロ)の剛速球を投じるなど、二刀流として能力をいかんなく見せつけている。

 そんな大谷について、同紙は「ア・リーグ西地区の展望」との記事を掲載し、「ショウヘイ・オオタニはエンゼルスがアスレチックスとアストロズを倒すためのXファクターになる」と注目している。

 記事では「エンゼルスはエースのポテンシャルを持ち中軸を担える選手を、トレードや大金のかかるFAではない形で獲得した」と大谷の復活を表現。「必要だったのは健康な状態であるオオタニだけであった。ダイナミックな二刀流選手はその腕とバットで、6年間ポストシーズンから遠ざかっている状況を打開することができる」と実力を認めている。

 投手・大谷については「トミー・ジョン手術から復活し、再び投げることができれば、支配力に欠けるエンゼルスの先発陣を厚くすることができる」とした一方、打撃についても「トラウトとレンドンといった最高の右打者がいるものの、左打者に関しては致命的なラインナップを強化できる」と強打者の1人として期待をかけていた。

「オオタニほどの大きなXファクターは野球界に存在しないかもしれない。エンゼルスがPOに進出できるかどうかは彼に懸かっている」とまで記載。「アスレチックスとアストロズが低迷し始め、レンジャーズとマリナーズが再建中であるというこのタイミングは、エンゼルスが2014年以来のア・リーグ西地区を制す機運が高まっているということである」とエンゼルス躍進の絶好のチャンスであることも注目している。

(THE ANSWER編集部)




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