【名珍場面2017】紀平梨花、轟いた「KIHIRA」の名 史上初「3A3T」に海外も衝撃「完璧なまでに壮麗」
海外記者、ファンも称賛「私たちは22年五輪でリカ・キヒラを目撃する」
20年以上フィギュア界に携わってきたジャッキー・ウォン記者は「リカ・キヒラ――ジュニアの国際大会で3A3Tを成功させた最初の女性」とツイッターで速報し、衛星放送「ユーロスポーツ」のコメンテーター、マッシミリアーノ・アンベシ氏も「リカ・キヒラはジュニアの国際大会で3Aと3Tのコンビネーションをクリーンに着地した初めての女性となった」と偉業を称えた。
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「偉大なパフォーマンス。ブラボー!」「完全なまでに壮麗な3A3T」とファンからも称賛が相次ぎ、年齢制限で来年2月の平昌五輪に出場できない15歳について「私たちは2022年の五輪でリカ・キヒラを目撃するでしょう。私の言葉を覚えておいて!」と22年北京五輪に期待する声まで上がっていた。
大会は他のジャンプでミスもあり、4位に終わったが、先の全日本選手権ではショートプログラム(SP)とフリーで計3回のトリプルアクセルに成功。平昌五輪出場を決めた宮原知子(関大)、坂本花織(シスメックス)に続いて3位で表彰台に上がり、シニア選手に堂々と渡り合った。
平昌五輪の出場こそ叶わないが、15歳に残された成長の余白は十分ある。トリプルアクセルという絶対的な武器を誇り、紀平は2018年もさらに世界を驚かせるジャンプを見せ続けていく。
(THE ANSWER編集部)