[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【名珍場面2017】「1.7秒の衝撃」― 鬼肩捕手が“座ったままバズーカ”で二塁牽制死 超神技に騒然

一度はセーフ判定に悔しさあらわも…直後、リプレー検証でアウトの急展開

 予期せぬプレーに本拠地は絶叫に包まれた。しかし、二塁塁審の両手は横に広がり、捕手のゴームズはようやく立ち上がって悔しげにポンとジャンプした。ただ、ドラマはこれで終わらない。あまりに際どいタイミングに審判団はリプレー検証を実施。そして――。判定は覆り、アウトになったのだ。

 数分前に負けない熱狂が巻き起こったスタジアム。何よりもゴームズが凄いのは、ボールを捕球してから遊撃手に収まるまで、わずか1.7秒で投じている。通常、2秒を切れば、強肩と言われる世界。この数字は驚異的だ。しかも、プレーオフの大一番の延長戦、悪送球すれば進塁を許し、ピンチが拡大する場面で完璧なストライク送球を演じているから、価値はさらに高まる。

「1.7秒の衝撃」を「MLB Replay」も公式ツイッターで動画付きで紹介。バックネット裏からのスローモーション再生では二塁まで送球が垂れることなく、正確にコントロールしていることが見て取れる。実際に映像を見たファンにも驚嘆の声が広がっていた。

 バントを決められていたら1死三塁の勝ち越し機となっていた場面を走者なしに変え、この回、無失点。すると、延長13回無死二塁から左前へサヨナラ打。紛れもなく、この夜のMLBのヒーローだった。チームは惜しくも地区シリーズで敗退したが、アストロズが世界一となったポストシーズンでも屈指の名プレーとなった。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


jleague

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集