ノーノー未遂の前田健太 女房役が偉業消滅を嘆く「残念だった。彼は素晴らしかった」
打たれたのは前田の115球目「打ち取った当たりが安打になったときは…」
これまで4登板で3勝を挙げているが、90球以上を投じるのはこの試合が始めて。9回のポテンヒットは、115球目を打たれたものだった。打ちとっていた打球だけに、アビラも悔やんでいるようだ。
「打ち取った当たりがヒットになったときは残念だった。だって、幸いなことに俺はこれまで8回や9回までノーヒットノーランに挑戦してきた投手の球を何回か捕ってきた。だけどその夢が打ち破られるごとに、心を痛めていたんだ。だけど今日の彼は本当に素晴らしかった」
前田は安打を打たれた直後に降板。リリーフが3点差を追いつかれたため、4勝目もつかなかった。チームは延長12回にサヨナラ勝ちを収めて3連勝。ア・リーグ中地区首位の座を守った。
(THE ANSWER編集部)