[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ディープ産駒ファンシーブルー弔いV 海外メディアも脚光「亡き父の命日にG1勝利」

競馬の英G1ナッソーS(芝1980メートル)が30日、グッドウッド競馬場で行われ、連覇を狙った日本のディアドラ(牝6、栗東・橋田満厩舎)は7着。一方で、勝ったのはディープインパクト産駒のファンシーブルー(牝3、愛国)だった。父の命日に飾ったG1制覇を海外メディアも動画付きでレポートし、「ディープインパクトの思い出の下、亡き父の命日に勝利した」と伝えている。

ナッソーSを制したファンシーブルー(左)【写真:Getty Images】
ナッソーSを制したファンシーブルー(左)【写真:Getty Images】

ディアドラ出走で注目を集めたナッソーSで2つ目のG1タイトル獲得

 競馬の英G1ナッソーS(芝1980メートル)が30日、グッドウッド競馬場で行われ、連覇を狙った日本のディアドラ(牝6、栗東・橋田満厩舎)は7着。一方で、勝ったのはディープインパクト産駒のファンシーブルー(牝3、愛国)だった。父の命日に飾ったG1制覇を海外メディアも動画付きでレポートし、「ディープインパクトの思い出の下、亡き父の命日に勝利した」と伝えている。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 天から父が見守る中、ファンシーブルーが力強く抜け出した。7頭立ての2番手につけた3歳馬は直線に入ると、鋭い末脚で加速。ラスト1ハロンで先頭に立つと、最後は外から迫ってきた他馬の追撃にもうひと伸びを見せた。そのまま先頭でゴール板を駆け抜け、仏オークスに続いて2つ目のG1タイトルを手にした。

 ディアドラが出走し、日本でも注目を集めた一戦。しかも、この日は昨年死んだディープインパクトの命日だった。海外競馬専門サイト「ワールド・ホース・レーシング」公式ツイッターは「ディープインパクトの思い出の下に、ファンシーブルーがG1ナッソーSで亡き父の命日に勝利した」と紹介した。

 英競馬番組「レーシングTV」の公式ツイッターは「ディアドラではなく、今は亡きディープインパクトが今年のナッソーSの勝ち馬の親としてその名を刻んだ」とレポート。また、公式サイトでは管理するドナカ・オブライエン調教師のコメントを紹介し、日本行きに前向きな様子を伝えている。

「ファンシーブルーのレースには本当に満足していますし、よくやってくれたと思います。状態は素晴らしく、すべてがプラン通りに進んでくれました。自信はありました」と振り返ったオブライエン師。今後については2週間ゆっくりさせるといい、その先については「ブリーダーズカップか、11月中旬に日本のエリザベス女王杯か、どちらかに出走するでしょう」と語った。

 さらに、騎手時代にディープインパクト産駒の英G1馬サクソンウォリアーに騎乗しているオブライエン師は「きっと、日本のファンはファンシーブルーの姿を目にすることを心待ちにしているでしょう。サクソンウォリアーに騎乗した時から、そのことは分かっていましたし、日本に行きたいという気持ちは常にありました」と明かしたといい、今後の動向が楽しみだ。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集