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村田諒太VSゴロフキン実現に追い風!? WBA会長が明言「単独王者にすることに焦点」

「願わくば、2019年の中旬には完了させることができればと願っている」

 チャンピオンの称号を持つボクサーが複数いれば、その分タイトルマッチが組める“メリット”がWBAにはあるが、メンドサ会長は「チャンピオンは1人」という毅然とした態度を示した。

「(王者削減という)この計画から逃げ出したくない。単独チャンピオンはすでに数多く存在するが、私の意向は全ての階級で解消することだ。少し時間が必要になるだろう。願わくば、2019年の中旬には完了させることができればと願っている」

 WBAの“改革”が会長の言葉通りに進むとすれば、19年にはゴロフキンと村田のいずれかが「チャンピオン」の称号を失う可能性がある。しかし、実現には大きなハードルもあり、メンドサ会長は「簡単じゃない。ボクシングの商業面がメインの敵だ。それがスポーツ面の決定に大きな影響をもたらす」とも語っている。

 今回のメンドサ会長の発言は、米専門メディア「ボクシングシーン.com」も報道。ゴロフキンと村田の戦いを熱望し、ゴロフキン陣営も日本での対戦に前向きな姿勢を示しているとされる。もし、夢の対決が実現すれば、WBA世界ミドル級の単独王者誕生の“追い風”となるかもしれない。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


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