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「ウチムラ不在が重大な発見もたらした」 内村航平、新王者誕生で存在感に米脚光

体操・世界選手権(カナダ・モントリオール)は5日、男子個人総合決勝で白井健三(日体大)が合計86.431で銅メダルを獲得。肖若騰(中国)が86.933点で初優勝した。6連覇していた絶対王者・内村航平(リンガーハット)は予選で棄権しており、海外メディアは「コウヘイ・ウチムラの不在は、全世界の新王者という重大な発見をもたらした」と報じている。

個人総合、肖若騰が初V…予選棄権の内村に米メディア「王者が姿消すことで展望一変」

 体操・世界選手権(カナダ・モントリオール)は5日、男子個人総合決勝で白井健三(日体大)が合計86.431点で銅メダルを獲得。肖若騰(中国)が86.933点で初優勝した。6連覇していた絶対王者・内村航平(リンガーハット)は予選で棄権しており、海外メディアは「コウヘイ・ウチムラの不在は、全世界の新王者という重大な発見をもたらした」と報じている。

 かつて絶大なる存在感を発揮してきたキングの姿は、勝負の場にいなかった。内村は予選で右足首を痛め、途中棄権。前人未踏の大会7連覇を逃し、決勝に駒を進めることはできなかった。

「任せてくださいね、師匠」と兄貴分の分まで躍進を誓った白井は、得意のゆかと跳馬で得点を伸ばし、3位。見事に銅メダルを獲得した。そして、優勝を飾ったのは体操王国・中国の肖若騰だった。

 この結果を受け、米NBCスポーツは「コウヘイ・ウチムラの不在は、全世界の新王者という重大な発見をもたらした」と決勝にいなかったチャンピオンの名前を見出しを打ち、報道した。

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