[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ビジネスホテル朝食の健康的活用術 出張族を助ける、必ず食べるべき“3点セット”は?

“山盛りカレー”はOK? 「不足しているものをいかに補うか」がポイント

 野菜を召し上がる方でも、意外と食べていないのが果物。実は体に必要な栄養が豊富だと知らない方が多いようです。果物には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、そして水分が豊富。さらに、今注目の抗酸化成分がギュッと詰まっています。野菜と果物は、食べた物をエネルギーに変換するスイッチのようなものです。意識して、どんどん食べてください。

 さらにヨーグルトをプラスすることで、免疫力アップをサポート。私も出張時はいつも、「野菜・果物・ヨーグルト」を欠かしません。

 その他は、前日に食べたものや、当日の食事の予定を考えながら、和食か洋食かにこだわらず、外食で不足しがちなものを中心にお皿に取ります。

 ご飯やパンに肉や卵、魚を少量ずつ。ただ、お腹をいっぱいにするのではなく、不足しているものをいかに補うかが、料理を選ぶポイントです。また、せっかくの地方出張、地元ならではの料理が並んでいたら、それらを選んで「食事」も楽しみましょう。

 特に男性は、朝からカレーや卵料理とソーセージを山盛り取る方をよく見かけます。もちろん、大好きなものを食べるのも心の栄養になるので、NGではありません。ただ、野菜や果物も、同じくらいの量を食べると良いですよ。

 出張先でも、朝食だけは、不足しがちな栄養を補給できるチャンスです。1000円程度で朝食券を用意されているホテルが多いので、体調管理への投資だと思い、是非、朝食ビュッフェ付きのプランを予約してください。仕事のパフォーマンスが上がり、夜までエネルギッシュに動けますよ。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

1 2

橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集