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錦織はエバートン!? 英紙がプレミアに例え痛烈指摘「エリートを脅かすに至らない」

テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドンは10日、男子シングルス準々決勝で世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が同3位のロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。勝てば日本勢では86年ぶりの4強進出。英紙は準々決勝のプレビューを展開。男子テニス界をプレミアリーグに見立て、錦織は中堅クラブと評価されているが。その理由とは……。

錦織は準々決勝でフェデラーと対戦する【写真:Getty Images】
錦織は準々決勝でフェデラーと対戦する【写真:Getty Images】

準々決勝を前に英紙が展望、錦織を中堅クラブに例える理由とは

 テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドンは10日、男子シングルス準々決勝で世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が同3位のロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。勝てば日本勢では86年ぶりの4強進出。英紙は準々決勝のプレビューを展開。男子テニス界をプレミアリーグに見立て、錦織は中堅クラブと評価されているが、その理由とは……。


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 今度こそ、8強の壁を超えられるのか。錦織の前に立ちはだかるのは分厚い壁フェデラーだ。過去の対戦成績は3勝7敗だが、昨季のATPファイナルではストレート勝ち。絶対に適わない相手ではないが、現地紙ではどう見られているのか。世界ランク1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位ラファエル・ナダル(スペイン)、3位フェデラーの「BIG3」と、“それ以外”の選手の対決との構図で特集している。

 英紙「テレグラフ」は「テニス男子のロスト・ジェネレーションがウィンブルドン準々決勝で不可能に思える課題に直面する」の見出しで記事を展開している。

「なぜ、男子テニスが二層構造のプレミアリーグと段々似てきているのか理解しようとする時、私たちは私たちの批判に目を向けるべきかもしれない。

 チチパスやズベレフなどの20代前半の選手がグランドスラムで優勝するには、現実的に考えて、史上最も偉大な選手に数えられるであろうBIG3のうち、2人もしくは3人全員を倒さなければいけない。思春期を終えたばかりのような選手には、大きすぎるプレッシャーだ」

 記事によると、世界ランク4位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)や同6位ステファノス・チチパス(ギリシャ)ら新鋭たちがビッグタイトルを勝ち取るために、立ちはだかるビッグ3の存在に言及。その上で37歳フェデラー、33歳ナダル、32歳ジョコビッチの牙城を崩すような“中堅世代”の空白を嘆いている。

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