引きこもり、家出を乗り越え…7度目で掴んだプロテスト合格、山下美夢有よりも強かった25歳・和久井麻由の涙
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)2026年度最終プロテスト最終日が7日、茨城・静ヒルズCC(6462ヤード、パー72)で開催され、19位タイまでの21人が合格した。25歳で7度目受験の和久井麻由は、通算4アンダーの8位で難関を突破した。小、中、高で全国大会優勝を経験し、高2までは同学年の笹生優花、西郷真央、山下美夢有を上回る戦績を残していた。だが、テストになると力を発揮できない繰り返し。ようやくその壁を乗り越え、和久井は支え続けてくれた母親、関係者と涙した。今回のテスト総受験者数は762人。合格率は2.76%だった。(取材・文=柳田通斉)

「耐える力」で2.76%の難関突破
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)2026年度最終プロテスト最終日が7日、茨城・静ヒルズCC(6462ヤード、パー72)で開催され、19位タイまでの21人が合格した。25歳で7度目受験の和久井麻由は、通算4アンダーの8位で難関を突破した。小、中、高で全国大会優勝を経験し、高2までは同学年の笹生優花、西郷真央、山下美夢有を上回る戦績を残していた。だが、テストになると力を発揮できない繰り返し。ようやくその壁を乗り越え、和久井は支え続けてくれた母親、関係者と涙した。今回のテスト総受験者数は762人。合格率は2.76%だった。(取材・文=柳田通斉)
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和久井は18番パー4をパーで終えた。同組選手と一緒にスコア速報を見て、全員が合格を確信。代々木高の7学年後輩で一発合格の清水心結を含め、他の3人が「やった!」「プロになれるんだよね」と歓喜する中、和久井は目を閉じて思いをかみしめた。
「母にはすぐに連絡しました。泣いてました。みんなそうです。私もです」
前日の第3ラウンド(R)を終えて7位タイ。合格ラインを2打上回っていたが、「朝から緊張していた」という。だが、1バーディー、1ボギーで18ホールを乗り切った。
「前半はバーディーパットを逃し続けて、ショットが曲がった後半はパーを拾い続けました。初めて合格圏で最終日を迎えたことで、少し楽にできた部分もありました。何回も挫折してきたけど、合格できて本当に良かったです」
本来は攻めるプレースタイルで、多くの優勝を重ねてきた。だが、「プロテストは優勝を狙うのとは違うゴルフが必要」と考えていた。
「『とにかくダブルボギーは打たない』と決めて4日間、それをやり通せました。そこはすごく成長できたかなと思います」
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