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22歳年下を「憧れ」と言える44歳 大山志保が後輩に残したい「長くプレーできる」希望

12日まで行われた女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯で、44歳の大山志保(大和ハウス工業)は通算14アンダーの3位。優勝した稲見萌寧(都築電気)には及ばなかったが、最終日までV争いを盛り上げた。実績十分な元賞金女王は、20代の選手に対しても「憧れ」を口にするなど謙虚な姿勢を貫く。大会を取材した記者が、ベテランとなってもハイレベルで頑張れる理由を尋ねてみた。(文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

大山志保【写真:Getty Images】
大山志保【写真:Getty Images】

メジャー大会3位で確信「私もまだまだ上を目指せる」

 12日まで行われた女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯で、44歳の大山志保(大和ハウス工業)は通算14アンダーの3位。優勝した稲見萌寧(都築電気)には及ばなかったが、最終日までV争いを盛り上げた。実績十分な元賞金女王は、20代の選手に対しても「憧れ」を口にするなど謙虚な姿勢を貫く。大会を取材した記者が、ベテランとなってもハイレベルで頑張れる理由を尋ねてみた。(文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

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 大山が真顔で言った。「私、稲見さんを尊敬しています」。11日の第3ラウンド(R)を終え、2位で並んだ22歳の稲見について問われた時だった。

「素晴らしい選手です。尊敬していますし、スイングもパッティングも好きですし、歩き方もかっこいい。(稲見がシーズンオフに取り組んだ)キックボクシング、私もやりたかったです。オフはキックボクシングを取り入れて、ああいう風になりたいです。憧れです」

 44歳の大山もツアー18勝を誇る元賞金女王なのに、年齢が自分の半分の選手をリスペクトし、「憧れる」と言えてしまう。何の嫌味もなく、現時点での“負け”も認めてもいる。正直、驚かされた。

 この数年、国内女子ツアーを戦う選手のレベルは、劇的に上がっている。対応できず、出場権を失った40代、30代の選手は数多くいる。それだけに、大山や42歳の李知姫が奮起する姿は、中高年のゴルフファンに勇気や希望を与えている。54歳の私もその1人で、会見で「頑張れる理由」を聞いてみると、大山は少し口角を上げて言った。

「確かに同世代の人に勇気を与えられるといいなと思うのもありますが、私が頑張ることで、後輩たちに『この先も、長くプレーできるんだ』という希望を持ってほしい。そういうのもありますね」

 若手から学び、若手のためにもプレーを続ける大ベテラン。故障を乗り越え、ドライバー飛距離で時に稲見、19歳の西郷真央に勝り、切れのあるアイアンショット、勝負強いパッティングを見て、胸を打たれた人は多いことだろう。本人も最終Rを終えて、「私も、まだまだ上を目指せると思いました」と胸を張った。あまりの強さで「稲見時代が到来した」とされる中、鉄人の大山がさらに奮起し、対抗していく姿に期待したい。

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