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佐藤琢磨が電話で明かした思い 悔しさ残った開幕戦「ハードに戦ったこと考えると…」

自動車レースのインディカー・シリーズ開幕戦は18日、米アラバマ州バーミングハムのハーバー・モータースポーツパークで決勝が行われ、佐藤琢磨(ホンダ)は13位で終えた。佐藤は「アクシデントを切り抜けてハードに戦ったことを考えると、13位という結果は少し残念」と語るなど、インディカー参戦12年目は悔しさの残るスタートとなった。

佐藤琢磨はインディカー・シリーズ開幕戦13位に終わった【写真:Getty Images】
佐藤琢磨はインディカー・シリーズ開幕戦13位に終わった【写真:Getty Images】

インディカー・シリーズ開幕戦は13位

 自動車レースのインディカー・シリーズ開幕戦は18日、米アラバマ州バーミングハムのハーバー・モータースポーツパークで決勝が行われ、佐藤琢磨(ホンダ)は13位で終えた。佐藤は「アクシデントを切り抜けてハードに戦ったことを考えると、13位という結果は少し残念」と語るなど、インディカー参戦12年目は悔しさの残るスタートとなった。

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 予選でマシンのパフォーマンスが上がらず、決勝は19位という厳しい位置からの発進となった。レース後に電話取材に応じた佐藤は「もっと(予選)上位からスタートしたかった」と残念がった。それでも、開始直後に数台を抜き、多重クラッシュもうまくかわして一気に12番手まで順位を上げた。パジェノーと好バトルを繰り広げるなどトップ10を狙える位置まで盛り返した。

 だが、最終的にはスタート直前に起きた誤算が尾を引いてしまった。「テレメトリーシステムの不具合が見つかってピットサイドで燃料の消費量など細かい計算ができない状況になった」。正確に燃料を把握することができなくなった佐藤は、3度のピットストップを選択。クラッシュなどによるコーションが重なったことから、結果的に2ストップ作戦でゴールを目指したドライバーが表彰台を独占した。「今思えば周りのペースに合わせていれば(2ストップ作戦も)可能だったのかもしれない」という言葉に悔しさがにじんだ。

 2019年にポールポジション(PP)から優勝を飾った相性のいいコースだっただけに、上位争いに絡めなかったのは不本意だろう。それでも、最後に後方からの猛追をかわしてゴールするなど激しく競い合って順位を6つ上げ、「かなり力強く戦った。数字以上にレースの内容としては良かったのかなと思います」と今後に向けて手応えも残った。

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