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「NBAに最も近い日本人」の現在地 八村塁、現役NBA選手が見た“未来予想図”とは?

元同僚コリンズも身体能力に太鼓判「これまで一緒にプレーした選手の中で断トツ」

「ルイは僕がこれまで一緒にプレーした中で、最も身体能力に優れた選手だ。断トツだったと言って良い。身体が強く、ジャンプ力があり、リーチも長い。特にその若さを考えれば、身体の成熟度は驚異的だ。年齢的にもまだまだ強くなるだろう。フィジカル面で極めて恵まれた選手だね」

 コリンズの言葉通り、八村の身体能力はすでにゴンザガ大でもトップクラスと見なされている。スキルは発展途上でも、米国で通用してお釣りが来るほどのフィジカルの強さは魅力だ。端的に言えば、それこそが高評価につながる最大の理由だろう。

「NBAの選手たちはカレッジ選手より大きくて、身体も強く、スピードもある。まず最初にその部分に慣れる必要があるんだ」

 203センチ、104キロという立派な体躯だが、NBAではまだ線の細さが目につくコリンズは、NCAAとプロの違いをそう述べた。パワー面でまだアジャスト中のため、序盤戦は19試合中6戦のみの出場に終わっている。

 八村がいずれプロ入りするとして、同様に適応の時間は必要になるはずだが、“身体の成熟度”という点では現時点(203センチ、102キロ)ですでにコリンズをも上回っているのではないか。現在のNBAはウイング(シューティングガード、スモールフォワード)の層が薄いこともあり、八村はスカウトたちからマークされ続けるはずだ。

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