なぜレブロンは伝説なのか? 9年指導したコーチが見た「他と違う」資質、NBAでも欠かせない基礎

「良い選手」「素晴らしい選手」「レジェンド」を分ける資質とは
NBAに入れるのは、世界でもほんの一握り。その中でもオールスターに選ばれる選手や、伝説として語り継がれる選手など、他よりも傑出した存在がいる。「良い選手」と「素晴らしい選手」、そして「レジェンド」を分けるのは何か。「一つは生まれ持った才能」とした上で、ハンディ氏はこう続けた。
「次に彼らを特別なものにしているのは、勤勉さや、打ち込む姿勢だ」
例に挙げたのは、NBA歴代最多得点記録を持つ正真正銘のレジェンド、レブロンだ。
「私は9年間レブロンを指導してきたが、彼は決して遅刻しなかった。一度たりとも。どんな練習でもだ」
午後7時に試合開始の日なら、たいていの選手がアリーナに現れるのは5時頃。一方のレブロンは2時にはコートに立ち、毎日同じルーティンに励むという。
「最高でいるための彼の献身ぶりは別格なんだ。ほとんどの選手が彼と同じような時間の過ごし方をしようとしても、とても維持できない。1週間もやればエネルギーが尽きてしまう。彼のような選手の献身性、継続性、規律正しさは他と違うんだ」
子どもたちに伝えたのも「一貫性を持って継続すること」の重要性だ。「それはバスケットボールだけでなく、人生にも当てはまる。どんな仕事であれ、一貫性を持って継続すれば成功できる」。コート上で何度も繰り返したのは「毎日1%だけ向上しよう」という言葉。少しずつでいい。愚直に一歩一歩進むことだけが近道だ。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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