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「日本人はリズム感がない」は真実か 黄金期に効果的…運動神経を育む“毎朝の習慣”

リズム感を養うためには?「まずは音を耳に入れる」

 では、リズム感を養うためには何から始めればいいのか。渡辺さんは「まずは音を耳に入れるだけでも」と口にする。テンポの良い曲は歌詞を知らなくても、子どもは口ずさむため「生活の一部に音楽があるといい。朝の出かける準備の時などに、親子で一緒になって口ずさんだり、軽くステップを踏んだり。そこからスタートしても十分」。特に「ゴールデンエイジ」と呼ばれる、脳神経や運動神経が発達する5歳〜12歳頃の時期が効果的だという。

足を速くしたい、打率を上げたい…野球上達に“必須の能力”を学ぶ「運動神経向上LIVE」開催

 音楽でリズムを感じることが習慣になれば、次は動きも加えていく。自宅でも可能なトレーニングとして、手拍子や真似っこゲームなどがお勧めだという。「親がダンスの先生になりきれば、子どもは親の真似をします。簡単なことでもいいので毎日コツコツとやることが大切です」。片手だけ、ジャンプしながら、といった“制限”をつけることで感覚はより養われていく。

 身長、体重、筋力などは成長と共に伸びてくる。だが、そこにリズム感が加わればフットワークや体のしなやかさが変わってくる。それは、一般的に“センス”と呼ばれるものに近い。リズム感のある子どもたちは成長するにつれ「自分の体に落とし込むのが上手くなります。感覚や技術を“ダウンロード”する時間が非常に早い」と語る。

 21日から開催されるイベント「運動神経向上LIVE」でもリズムトレーニングを紹介。野球を含めスポーツの技術向上に「運動神経」は必要不可欠。幼少期から意識して鍛えていくと、子どもたちのポテンシャルは高くなっていく。

(橋本 健吾 / Kengo Hashimoto)

リズムトレーニングなど、子どもの運動神経向上に役立つ練習法を紹介!

 THE ANSWERと連携する野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」では、4月21日から5夜連続でオンラインイベント「運動神経向上LIVE」を開催します。足の速さなどの俊敏性を身に付ける方法は? バットやボールの扱いをうまくするには? 選手や指導者、保護者が知りたい、野球などのスポーツ上達に必須の能力向上につながる練習法を、豊富な実績を持つ指導者・トレーナー陣がアドバイスします。参加費は無料。出演者などの詳細は以下のページまで。

【運動神経向上LIVE・詳細】

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