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「足の速さは生まれつき」を否定 誰でも“俊足”へ…プロトレーナーが解く走る技術

足裏全体で地面を蹴る…効果的な練習は両足ジャンプ

 野球の指導では打撃、守備、投球に比べて走塁が軽視される傾向にある。走塁ではベースランニングやリードの取り方といった練習はするものの、シンプルに足を速くするための時間を設けているチームは極端に少ない。走り方を指導できる人材の不足が大きな要因だが、村田氏は野球選手によく見られる間違った走り方の1つに足の着き方を挙げる。かかとから地面に着く形が多いという。

足を速くしたい、打率を上げたい…野球上達に“必須の能力”を学ぶ「運動神経向上LIVE」開催

「理想の形は足裏全体を地面に着けるフラットなイメージです。かかとで地面を蹴ると足を前に戻す動きが遅くなります。一方で、つま先でチョンチョンと走るのは地面を蹴る力が弱くなってスピードが出ません」

 足裏全体を着く動きは小・中学生では特に難しい。村田氏は「完璧を求めず、かかとだけ、つま先だけにならない意識を持つところからで良いと思います」と話す。足の真ん中から前側の部分、もしくは母指球付近で地面を蹴るイメージで走るだけでも、速さは変わってくる。

この感覚を身に付ける上で効果的な練習が「ジャンプ」。リズム良く両足で弾んでいる時に地面を捉えている足裏の場所や感覚が、走りにつながるという。村田氏は21日から開催されるイベント「運動神経向上LIVE」に出演予定。走り方のコツや練習法を数多く知るその引き出しの一端を披露する。

(間 淳/Jun Aida)

村田和哉さんも登場…子どもの運動神経向上に役立つトレーニングを紹介!

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