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川口能活、24年前の“因縁の学校”で高校生と交わした「日本一」の約束

サッカー元日本代表GK川口能活が18日、徳島市立高を訪問した。前週にJ3の最年長出場記録を更新したSC相模原の41歳は、全校生徒を相手に講演を行い、さらにインターハイに出場するサッカー部に指導を実施。実は“不思議な縁”で結ばれていたというイレブンに「インターハイで優勝を」と日本一の夢を託した。

元日本代表GK、高3で1-7惨敗した“日本一の原点”の相手・徳島市立高で熱血指導

 サッカー元日本代表GK川口能活が18日、徳島市立高を訪問した。前週にJ3の最年長出場記録を更新したSC相模原の41歳は、全校生徒を相手に講演を行い、さらにインターハイに出場するサッカー部に指導を実施。実は“不思議な縁”で結ばれていたというイレブンに「インターハイで優勝を」と日本一の夢を託した。

 川口にとって、徳島市立高は特別な学校だった。大塚製薬が企画し、サッカー、バレーボール、バスケットボール、柔道、テニス、バドミントンを通じて、全国170校の部活生を応援する「ポカリスエット エールキャラバン」の一環として訪問した同校。意外な縁を講演の冒頭で明かした。

「24年前、実は対戦したことがあるんです」。清水商(現・清水桜が丘)3年だった当時、練習試合で対戦。その結果が「衝撃的なものだった」という。

 1-7で大敗――。当時、屈辱的な惨敗。直後、監督に呼ばれ、こう言われた。「お前、こんな優しいキャプテンでいいのか?」。主将としての弱さを指摘され、意識は変化を遂げた。「チームに対して厳しく接するようになった。それがきっかけでチームが変わった」。それは、最高の形で結実する。全日本ユースと高校選手権の2冠を達成したのだ。

「徳島市立との対戦が変えてくれた。悔しさをバネにしたことで、全国優勝することができた」

 母校の先輩たちが、後の日本代表GKを変えていた。いきなり披露された意外なエピソードに生徒たちは目を輝かせ、話に引き込まれた。

 しかし、川口自身、高校時代は最初からプロの夢を抱いていたわけではなかったという。当時の第一目標は「スポーツ推薦を勝ち取って大学に進学すること」。将来は体育の先生になりたいという思いもあった。能活少年を変えたのは、日の丸を背負った経験だったという。

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